中条・カムイから『TP-XFフェアウェイウッド』と『TP―XUユーティリティ』が発売

中条・カムイから『TP-XFフェアウェイウッド』と『TP―XUユーティリティ』が発売
中条カムイはこのほど、高強度・高靱性のDAT55Gをカップフェース構造で採用した『TP-XFフェアウェイウッド』とロングノーズが特徴の『TP―XUユーティリティ』を発売した。 『TP-XFフェアウェイウッド』は3Wと4WにDAT55Gをフェースに採用。DAT55Gはこれまで、平板での採用が殆どだったが、高圧プレスによってカップフェース構造を採用することで、溶接位置を後方に下げることに成功。より広いスイートエリアを確保することを可能にしたという。 加えて、DAT55Gならではなお打感と飛距離に加え、高い方向性を実現したという。さらに3W、4Wは、ソールセンターに50gものタングステンウエイトを配置し、重心位置と重心深度を最適化。低ロフトでも球が上がりやすく、強く風に負けない低スピンの弾道をゴルファーにもたらすという。 5W、7Wはフェースにカーペンター社製の4―5-5マレージングスチールを採用。心地良い弾き感で、グリーンをデッドに狙えるという。 全番手共通のテクノロジーは、①「マルチターゲットフレックス スリットソール」、②「スクエアフェースアングル」、③「アジャスタブルウェイトヘッド」、④「オリジナルロフトフィッティング」で、①はボールのインパクト時にスリットが伸び縮みしてフェースの撓みを調整。ターゲットに向かってボールを運びやすくするという。 ②の「スクエアフェースアングル」は全番手でフェースアングルを±0に統一。③の「アジャスタブルウェイトヘッド」はヘッドのついている2箇所のスクリューウェイトポートで、25パターンの弾道、クラブ長、スイングバランスの調整ができるということだ。④の「オリジナルロフトフィッティング」は、基準ロフトから0・5度刻みでロフトをチョイすることが可能。 工房のリクエストに応える準備も万全ということだろう。3W、4Wはヘッド単価4万1000円(ヘッドカバーなし)、5W、7Wが同2万6000円となっている。 一方の『TP―XUユーティリティ』は同社リリースによると、1800年代に始めて製造されたコンパクトアイアンの元祖であるロングノーズ型を採用。その特長である操作性の高さに加え、フェースプログレッションを約12mmに設定することで、球の捉まり、上がりやすさを追求したナローシェープのヘッドだ。フェース素材には、カーペンター社の4-5-5マレージングスチールを採用。 ボディには17―4ステンレスを採用した異素材構造。ライの悪い場所からもソールが抜けやすく、心地良い打感でグリーンを狙えるUTに仕上がっているという。その構造的特徴は、FWと同様に「マルチターゲットフレックス スリットソール」「スクエアフェースアングル」そして「アジャスタブルウェイトヘッド」などが搭載。ラインアップは#3~#6で、ヘッド単体価格は2万円となっている。 今回の商品全てで、完成品クラブとしての価格設定もあり、詳細はメーカーまで。 問い合わせは中条・カムイへ、0766-24-5624。