三浦技研はこのほど、同社アイアンのシリーズ「MG」とのマッチングを考慮したアイアン型中空ユーティリティ『ICL-601』を発売する。
ヒールからトゥに向かって扇形に広がった形状がボールを確実に捉まえ、イメージ通りの強い弾道を実現するという。中空構造とソールに配置したビスによる、深・低重心設計で、標準装備のビスは8gだが、オプションで4g、6g、10g、12gを用意してあることから、アイアンからの流れを考慮した重量調整も可能だ。
また、フェースは米カーペンター社の455カーペンター鋼を採用し、高い反発力で200ヤードを積極的に狙っていけるユーティリティに仕上がっているという。
番手/ロフト/ライ角/重量(標準8gビス装着時)は、18=ロフト角18度/ライ角59度/重量232g、20=20度/59.5度/238g、23=23度/60度/244gと3番手のラインアップだ。
この数年、三浦技研は鋳造に挑戦している。それについて、次のように説明している
「鋳造製法には学ぶべき点が沢山ある。それを知ることで、鍛造を進化させたい」
今年40周年を迎えた三浦技研。世界展開を加速していく中での新たな挑戦が続いている。