CG27年ぶりの鍛造ウエッジ
同ブランドのウエッジとしては、プロパー商品27年ぶりとなる鍛造製が2機種。最近では07年4月に数量限定で発売した『588フォージド』が鍛造製だが、プロパーしては1982年の『クリーブランドクラシックⅢ』以来。日本市場を戦う上で、フォージドウエッジのラインアップを重要視してのことだ。
『588ツアーアクションフォージドウエッジ』は、アメリカンウエッジの代名詞と呼ばれる588ツアーアクションの形状を踏襲する。フェースのトゥ側の高さを活かして、フェースを開きやすく高度な技術を活用できる仕様。しかも進化した「ジップグルーブテクノロジー」を搭載。どんなライでも、優れたスピン性能を発揮する。この新「ジップグルーブテクノロジー」は、2010年1月1日以降に製造されるクラブの溝規制にも対応。
そして『CG-F1フォージドウエッジ』は、日本のゴルファーがより好む全体的に丸みを帯びた形状を採用。フェースのヒール側が高く、フェースを開いたり閉じたりすることが少なく、スクエアに構えることが多いゴルファーには安心感も向上する。さらには先の新「ジップグルーブテクノロジー」が搭載され、スピン性能は申し分ない。
この2機種はともに鍛造で、特有のマイルドな打感も特筆すべき点だろう。
そして元祖588ウエッジの形状を踏襲した鋳造モデルが『588ジップグルーブウエッジ』だ。フェースを開いて使用しても違和感なく構えられ、ライの状況に関わらず多彩な技を活かせるデザイン。そして「ジップグルーブ」ならではスピン性能を搭載している。また、鋳造ながら素材にマイルドステンレススチールを採用しているため、軟鉄鍛造並みのマイルドな打感を実現している。
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