リョーマゴルフの初アイアン たけしとキムタクが「ブレずに飛ぶ」

リョーマゴルフの初アイアン たけしとキムタクが「ブレずに飛ぶ」
「アイアンはブレが少ないですね。ただ、アイアン以上に一番ブレていないのは谷本社長です」 そう語るのは、リョーマゴルフのブランドアンバサダーに就任した木村拓哉だ。 リョーマゴルフは、長年に渡りファンから要望の多かったアイアンをついに投入する。同社はこの程、その発表会を都内にて開催した。ビートたけしと共に登壇したのは、新たにリョーマアイアンのブランドアンバサダーに就任した木村拓哉だ。 木村拓哉がゴルフクラブの発表会に登場するとあって、会場にはテレビ関係の報道陣を中心に約110名が集まった。会の中では両名によってアイアンの性能やゴルフへの想いなどが語られた。

リョーマアイアンはミスに強い!

「リョーマアイアンはミスに強く、スコアが良くなるアイアンです」 会の冒頭で、同社の谷本俊雄社長が力強く語った。これまで同社はウッドのみの展開で、アイアンを発売してこなかった。ファンからもアイアンを望む声が多かったという。それでも今まで発売してこなかった理由について、同社のクラブ開発を自ら手掛ける谷本社長は 「従来のアイアンとの性能の違いを私自身が本当に実感できるアイアンを作れなかったからです。例えば20年前のアイアンと今のアイアンで、性能の違いがはっきり分かるでしょうか?良いショットなら良い結果が出て、悪いショットなら悪い結果が出る。それがこれまでのアイアンです。しかしリョーマアイアンは、瞬間的にミスヒットしたと思っても、その結果は『あれ?意外と大丈夫だったな』と感じるアイアンです」 つまり、ショットの良し悪しに左右される従来のアイアンではなく、ミスショットでも予想以上の弾道が実現できるアイアンをようやく開発できたというわけだ。 ミスに強い秘密は、フェースの下部にある。従来のアイアンよりもフェース下部にスイートスポットを配置することに成功。簡単に言うと、トップした場合でも球が上がりやすいという。

飛んで、曲がらず、止まるリョーマアイアン

谷本社長によると、ボールを上げやすくするための低重心と、やさしいクラブにするための深重心は相容れない性能だが、その両方を実現できたことで、左右のブレと飛距離のブレが従来のアイアンの半分になったという。

木村拓哉「メーカーのトップが一番職人気質」

冒頭の木村拓哉のコメントは、リョーマアイアンの性能を司会者から質問された時のもの。続けて木村は 「CM撮影の時に使ったのは、あくまでも撮影用のアイアンであって、発表までにまだまだ改良を加えていくと谷本社長から言われました。企業のトップが一番職人気質なので、自信を持って皆さんに使ってもらえるアイアンですね」 [caption id="attachment_48298" align="alignnone" width="788"] リョーマアイアンでスイングを披露する木村拓哉[/caption] と語り谷本社長のクラブ開発への拘りに驚いたというエピソードを披露した。さらに木村は 「ゴルフというスポーツはハードルが高いイメージが強いと思いますが、ゴルフでしか取れないコミュニケーションがあります。是非リョーマのクラブを手に取って、ゴルフを体験してほしいですね」 自らも「ドハマりしている」というゴルフへの想いを語った。

ビートたけし「ミスの幅が少ないアイアン」

ビートたけしは、同社のドライバーで290ヤードを飛ばしたという。その性能を生かしたアイアンを開発してほしいと熱望したというのが数年前。ようやく実現に至り、喜びもひとしおだという。 「アマチュアはどうしてもミスヒットをするもの。問題はそのミスの幅であって、リョーマゴルフのクラブはミスヒットの悪影響を最小限に抑えてくれるクラブですね。それと、そんなに力を入れずに打っているのに結果は飛んでいる。それがリョーマのクラブです」 と語り、リョーマアイアンに関しては 「残り180ヤードを5番アイアンで狙ったら思い切りダフりましてね。でもその後、カラスがボールをくわえて、ピンそばまで持っていってくれました(笑)」 と、ユーモアを交えてその性能をPRした。

リョーマアイアンの発売は10月29日 試打会の模様をレポート予定

リョーマアイアンの発売は10月29日を予定。国内550店舗を中心に、東南アジアやEUでも展開するという。 なお、GEWでは9月に行われる予定のリョーマアイアン試打会の模様と、試打インプレッションを動画で配信予定。是非、同アイアンの性能を見る参考にしてもらいたい。 [surfing_other_article id=48690]