ヤマハは『インプレス UD+2』の発売に伴い、購入者が様々な特典を受けられる登録制の会員サービス「インプレスオーナーズクラブ」を発足した。
同シリーズのドライバーもしくはアイアンセットを購入し、専用の入会申込書か入会対象クラブの保証書コピーを郵送すると下記の特典が得られる。
- 通常2年間のメーカー保証を4年間に延長(2016年9月以降に発売された商品が対象)
- 会員限定キャンペーンの案内
- 新商品、新サービスの案内
- 会報の案内
- 会員限定イベントの開催など。
今回の『インプレス』は「練習しないゴルファー」がターゲット。ライト感覚でゴルフを楽しむ層を対象にするなどで、購入者の枠を広げたい考えだ。
入会すると葛城ゴルフ倶楽部のプレー券が当たるチャンス
同社は来年2月28日まで、葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)のグリーンフィ無料券や葛城「北の丸」の宿泊券が当たる入会キャンペーンを実施。
キャンペーンの詳細はこちら
今後3年で1万人の会員を募ることが目標だが、オーナーズクラブ発足の理由は
「メーカーである当社が『インプレスオーナーズクラブ』を通じ、直接お客様とコミュニケーションを行い、信頼関係を築くことで顧客満足度を高めたいと考えました」(ゴルフHS事業推進部マーケティンググループの降旗明日香さん)
業界ではすでに『マジェスティ』や『ゼクシオ』などがオーナーズクラブに注力して、会員限定のコンペを開催するなど顧客の囲い込みに成功している。ヤマハもその効果を狙ったもの。
「オーナーズクラブでは、会報誌の送付や会員限定イベントなど様々なコンテンツを案内する予定ですが、そこでお客様が感じたこと、体験されたことを周囲に語って頂きたいのです」
ヤマハには『感動を・ともに・創る』という経営理念がある。メーカーが一方的に情報発信するのではなく、顧客目線でブランドの魅力を伝えたいというもの。
背景にはSNSの普及等で「個の発信力」が高まったこともあるだろう。すべての企業活動は売上に集約されるため、メーカーの発信情報は色眼鏡で見られやすい。
『ゼクシオ』のSNS戦略は、消費者のマイナス意見も載せることで信頼性の確保に努めており、「消費者目線」の重要性を表している。
ヤマハの最新カタログはこちら
[surfing_other_article id=48204]
[surfing_other_article id=51237]