キャロウェイ、怒涛の攻め!

キャロウェイ、怒涛の攻め!
  ラインアップを列記すると、以下のようになる。■『ニューレガシー』ドライバー(10年2月発売、タイプSとタイプLの2機種、9万2400円~)、■『ニューレガシー』フェアウェイウッド(10年2月発売、4万5150円~)、■『ニューレガシー』ボール(10年3月発売、オープンプライス)、■『ウィメンズニューレガシー』ドライバー(10年3月発売、9万2400円)、   ■『FT-iZ』シリーズ(ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ、価格:ドライバー6万900円)、■レディーススターターセット『ソレイル』(クラブセット、10年3月、オープンプライス)、■『ディアブルエッジ』のブラックシリーズとレッドシリーズ(ともにドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンセット ※ブラックのアイアンの発売は現時点でなし 10年1月より順次発売、価格:ドライバー4万4100円~)、   ■『ツアーi(Z)』と『ツアーi(S)』ボール(10年2月発売、オープンプライス)、■オデッセイ『ホワイトアイス』(10年2月発売、11モデル)、同『ブラック・シリーズiX 2・Ball』(10年1月発売)、『ブラック・シリーズツアーデザイン』(10年1月発売、4機種)   クラブ・ボールだけでもの凄いボリュームだが、これにアクセサリー・シューズも加わる。注文しにきたバイヤーも、「クラブ受難の時代にこれだけのボリュームはびっくり。ただ、それぞれ市場性を考えた個性的な商品なので、オーダーも結構入れましたよ」と、新製品への期待値は高い。   10年のキャロウェイの事業方針は、プレミアムブランド『レガシー』とスタイル重視の『ディアブロエッジ』への注力。高額帯と普及帯でしっかりとした基盤を作り、将来へ繋げる目論見だ。そのメッセージは展示会を訪れたバイヤーにも伝わり、特に普及品の『ディアブロエッジ』を大量に仕入れた量販チェーン店もあったようだ。ちなみにこの方針のもと、従来拡販を狙っていた『FT』シリーズは、コンセプトブランドとしてニッチな位置付けとなる。   また、『オデッセイ』も攻めに転じる。従来モデルの『ホワイトホット』は一部のモデルを除いて製造中止。新ブランド『ホワイトアイス』へ大きく舵を取る。『ホワイトアイス』は、ソフトフィーリング化が顕著なボールとの相性を考慮したものだが、09年モデルとして先頃発表された10型に10年モデルの11型を加えた総勢21型を取り揃え、さらなるマーケットシェア拡大を狙っている。   ボールもアーニー・エルスが先頃開催された『HSBC選手権』で新製品『ツアーi(S)』を使用。最終日の猛チャージで2位に入る話題性も見せている。   このような勢力的な商品群を昨年から強化するライフスタイルブランドとして演出、ハイパフォーマンスとともにスタイリッシュさも同時にアピールしていく。   動画は11月10日に開催された発表会の模様を収録したもの。