ミズノは、飛びの3要素(ボール初速、スピン量、打ち出し角度)を徹底追求したグローバル戦略モデルの『ST200X』、『ST200』ドライバーと『JPX200X』アイアンを3⽉20⽇発売する。
『ST200X』『ST200』
まずはドライバーから説明しよう。『ST』はスピードテクノロジーの略称で、2018年に発売した『ST180』から数えて3代目となる。
かつて一世を風靡した『300S』に採用したβチタンをフェース使用、反発係数も規制値ギリギリに設定し、カーボンクラウンによる低スピンと高慣性モーメントも実現したとか。
アマチュア向けの『ST200X』には軽量でオフセンターヒットに強いオリジナルシャフト「MFUSION D」を標準装着する。また『ST200X』からフェアウェイウッドとユーティリティも同時発売。以下製品特長を列記する。
『ST200X』『ST200』特長
- 打球部に反発性の高い素材の「βチタン合金(2041Ti)」を採用することにより、高い反発性能を発揮。
- クラウン部(ヘッド上部)をカーボンにすることにより高弾道・低スピンの弾道を生み出す。
- ヘッドのヒール部(ヘッド下部)にウエイトビスを入れることにより、ヘッドが返しやすくなり、安定した方向性を発揮。
- 軽さと暴れにくさを追求したカーボンシャフト「MFUSION(エムフュージョン)」を採用し、安定感のあるスイングを可能にする(ST200X)。
『ST200X』

また『ST200X』からフェアウェイウッドとユーティリティも同時に発売。
お家芸のアイアンもぬかりなく、飛び系の『ケプカ・アイアン』を投入する。『JPX200X』(4本組、8万8000円~)がそれで、日本のトレンドに合わせた軽量・長尺・ストロングロフトの飛び系アイアンだ。グローバルプロダクト部の大野貴夫氏が次のように話す。
「7番でロフト26度、37.25インチは他社よりも0.75インチ短く、反発性能を高めるためフェースにクロモリブデン鋼を採用、打音&打感も追及しました。飛び系ですがシャープな形状にこだわっています」
『ST200X』特長
- ヘッドのロフト角度を7番アイアンで26度とストロングロフトに設計
- フェース素材にクロムモリブデン鋼を採用し、さらにフェース部裏側の打球部周辺部を薄肉化することにより高い反発性能を実現。
- 構えた時にヘッドの後ろ側が見えないすっきりとした形状。
問い合わせ先:ミズノお客様相談センター TEL 0120-320-799