測定を振動と視覚で確認する『ピンシーカーツアー V5シフトジョルト』
阪神交易は7月10日、測定を振動と視覚で確認できるダブルジョルト機能を搭載した『ピンシーカーツアーV5シフトジョルト』を発売した。
ダブルジョルト機能はピンなどの細い目標物測定時にピンシーカー機能が作動した際、本体がビビッと振動。それに加えて、同時に視界上にレッドリングが発光。測定完了を瞬時に体感、視覚で把握できる便利な機能だ。
測定モードは本体左側面のスライド切替スイッチを操作することにより、直線距離(2点間距離)と同時に勾配を読み込んだ打つべき推奨距離を表示する「スロープモード」と、直線距離(2点間距離)のみを表示する「直線距離モード」の2つのモードの使い分けが可能。この「スロープモード」は、±20度の勾配を自動で測定して距離の長短による弾道差を加味した「打つべき推奨距離」を表示する機能だ。
そして便利な装備として採用されたのが「BITEマグネットマウント」。本体側面に強力なマグネットを内蔵しており、カートのフレームや鉄素材に接着可能。セカンドショットやサードショットを放った後、地面に置いた『ピンシーカーツアーV5シフトジョルト』を、アイアンやウエッジのヘッドにくっつけて拾うこともできる。スマートなプレー所作にも繋がるというわけだ。
もちろん、測定能力も高い。望遠倍率は6倍で、測定精度は±1ヤード。測定可能距離は5~1300ヤードで、どんなに長いロングホールでも計測可能だという。
さらにサイズ感もゴルファーにとって便利なサイズ。幅45ミリ、長さ114ミリ、高さ76ミリと、手の小さいゴルファーにも手の平に収まるサイズだ。さらに重量は226gと、気温と気圧を加味して計算して打つべき距離を教えてくれる新機能が付いた「ピンシーカープロXEジョルト」の315gより軽量化されており、エンジョイゴルファーには最適といえるだろう。
価格は4万9500円と少々高めだが、機能も充実しておりGPS距離計との併用機種としてもゴルファーに薦められるモデルだ。