『Diamana』の新しい「青」『TB』シリーズ発売

『Diamana』の新しい「青」『TB』シリーズ発売
三菱ケミカルは、フラッグシップブランド『Diamana』より、次世代の1機種となる『TB』シリーズを発売する。 『Diamana』は、最新クラブトレンドを踏まえ、高重量・大慣性モーメントヘッドを最適なインパクト条件に導き、「やさしさ=ミスヒットへの寛容性」をあわせ持つ次世代へと進化したという。 『TB』シリーズは、伝統・王道の『Diamana』のBLUE系E.I.(剛性分布)に磨きをかけ、スムーズなスイング軌道に導くTrue Smooth E.I.で、幅広いタイプのプレーヤーにマッチするとか。40g台や軽硬スペックの50TX等、多彩なスペック展開で多様なプレーヤー像をカバーしているという。主な特長は以下の通りだ。 ■特徴1 シャフト形状の“骨格”を決める「マンドレル(芯金)」を従来モデルの2倍以上、カーボンシートを様々な形状に切り出して最適な位置に配置する「パターン」を3倍以上用いてより緻密にスペックバリエーションを構築。 同一重量帯のフレックス間の重量・バット径差、また40-80g台スペックのバット径差を大幅に縮小し、重量帯違い、フレックス違いによる性能・フィーリングの違和感を最小化しているという。どのスペックを選んでも同一の使用感を得ることができ、より的確なフィッティングが可能に。 プレーヤーそれぞれの「最適」を選び取ることができる、新世代の精密設計だという。 ■特徴2 原料からの開発・一貫生産を可能とする同社のアドバンテージを最大限生かし、マトリクス樹脂の組成・構造を最適化。 同社従来品種比で強度14%、弾性率15%、破断伸度8%向上させる新開発の「#371レジン」と「MR70」とのコンビネーションで繊維が持つポテンシャルを最大限引き出しているとか。 ■特徴3 製造プロセスから見直し、従来難しかった弾性率と強度の両立を実現した三菱ケミカルが誇る高性能炭素繊維「MR70」を使用。同社従来品種比で弾性率を10%、強度を20%向上させているという。 ■特徴4 シビアな物性が要求される航空宇宙用途や、反発や感度に優れ、高性能の釣り竿等に使用される、強靭で高い補強効果を発揮するボロン繊維を採用。