2代目FUBUKIはニンジャ
それを実現したのが、パワー・ニンジャ・コアと呼ばれる構造。バット部の最内層に、薄いステンレスシート(金属箔)をケミカルミーリングでメッシュ状に加工したシートをトラス構造(3角形が組み合わさった構造)にして、複合成型する。これによって、面内のどの方向にも変形し難い構造となり、しなりを阻害することなく、タメでできるエネルギーの伝達効率が向上したとか。
また、バット部にパワー・ニンジャ・コア構造を搭載したのがミソで、手元しなり系シャフトは振り遅れがデメリットとされたが、このパワー・ニンジャ・コアを手元側に採用することで復元力が強く、捉まりも向上したとか。もちろん、初代FUBUKIから搭載されているテクノロジーであるM.D.T(弾性率の異なるカーボンシートの組み合わせ技術)やオプティマイゼーション・テクノロジー(ヘッドスピード、フレックスに合わせた最適な弾性率のカーボンシートを先端に採用する技術)も踏襲。
これらによって、ゴルファー毎の最適な打ち出し条件を整え、エネルギーを効率良く伝達することで高い飛距離性能と方向安定性を実現したシャフトに仕上がっているという。
ラインアップは、50g台の「K50」がR/SR/Rの3フレックス。60g台「K60」は、R/S/X、70g台の「K70」はフレックスがS/Xとなっている。価格は、4万2000円。
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