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  • ビジネス教育としてゴルフの活用:ロンドン・ビジネス・スクール(2)

    北徹朗
    <現職>武蔵野美術大学身体運動文化教授・同大学院博士後期課程兼担教授、サイバー大学IT総合学部客員教授、中央大学保健体育研究所客員研究員、東京大学教養学部非常勤講師 <学歴>博士(医学)、経営管理修士(専...
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    コロナ環境下で一時的にゴルフ人口が増えているという報道もあるが、人口減少や少子高齢化の推移を見ると、今後もゴルフ人口の減少傾向が続くことは間違いない。この連載では、筆者が提唱する「18-23問題」(2018年~2023年にかけてのゴルフ人口激減)に立ち向かうための改善策や基礎資料に基づく提言を述べさせて頂く。

    ロンドン・ビジネス・スクールにおける「ビジネス教育としてゴルフ」

    前号では、ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)でゴルフを利用したビジネス教育が行われており、LBSのランドールS・ピーターソン教授(リーダーシップ研究所/組織行動学/学術ディレクター)は、ビジネスリーダーシップにおけるゴルフの有用性に触れていることを紹介した。 LBSには、ライダーカップで優勝経験があり、ヨーロッパチームのキャプテンも務めたポール・マッキンリー氏が講師として招聘され、「ゴルフを教材としたビジネス教育」が行われている。

    ビジネスリーダーとゴルファーは「同じ土俵」

    ポール・マッキンリー氏は、LBSのエグゼクティブ・フェローとして、ゴルフの場面とリーダーシップの原則に焦点を当てた教育(ケーススタディ)に貢献している。 ポール・マッキンリー氏を招聘したランドールS・ピーターソン教授は、『ビジネスリーダーとゴルファーは同じ土俵。すなわち、同様の洞察力が必要』と、その共通点を述べている。 ヨーロッパでは「ヨーロピアン・ビジネススクール・ゴルフ・コンペティション」という、ビジネススクールのゴルフ大会が開催されている。学術機関、それも世界のビジネススクールの最高峰の大学院において「ゴルフとビジネス」を結び付けた活動が行われているのは、ゴルフ発祥の国であり、世界のゴルフの総本山R&Aがあるイギリスならではなのだろうか。 ゴルフが市民生活に浸透しているため、ゴルフとビジネスについての親和性や有用性についてイメージしやすい土壌であるのかもしれない。

    「プロゴルファーの成功者がビジネスでの成功を目指す人々に教えること」とはどんなことか

    ポール・マッキンリー氏は、「ビジネスでの成功を目指すことと、ゴルフでの戦略を考えることには大きな類似点がある」と述べている。具体的には「ゴルフもビジネスも様々な要因がとても複雑に関係している非常に難しい戦いをいかに制するかということにある」とし、「ゴルフは個人競技であり大きな大会は年に数回しか行われない中で、他のあらゆるビジネスと同様、戦略を立て、ステークホルダーとコミュニケーションしながら、その試合に向けて戦略・戦術を遂行して行かなければならない」と述べている。 さらに、「文化や慣習の異なる多くのメンバーをまとめ、ヨーロッパのチームのキャプテンとしてライダーカップを勝ち抜いた経験には、ビジネスと多くの類似点があるし、多くの企業が行っていることも同じである」とも述べている。 このように、ゴルフプレーそのものにおける場面と、チームリーダーとして小さな集団からチャンピオンチームに成長するまでの経験の両方が、LBSでポール・マッキンリー氏が講じる立場として求められたことであった。

    ゴルフは「ビジネス・リーダーシップの養成」に役立つ可能性

    「ゴルフは紳士淑女のスポーツ」とか「ゴルフはマナーのスポーツ」などと言われることがよくある。これは、2018年までのルールブックの第1章が「エチケット」とされ、ゴルフの精神(The Spirit of the Game)というサブタイトルが付けられていたことから、よくそう言われてきた。 現在(2019年以降)は、ルールブックの内容が大きく変更され、「マナー」や「エチケット」という言葉は消え、The Spirit of the Gameは「ゴルフの精神」ではなく『ゲームの精神』と、日本語訳も改められている。 従来、『ゴルフをすれば社会人としてのマナーが身につく』とか、『だから若者や社会人はゴルフをしましょう』などと言った、根拠のないゴルフの訴求のされ方が散見されていたが、今後このようなことはあまり言われなくなるのではないか。旧ルールブック冒頭の理念には賛同できるが、根拠のない解釈に繋がりやすい側面があり、こうした普及スローガンはゴルフをしない人にとっては胡散臭く、逆効果になっている事例を、筆者は少なからず目にしてきた。 確かに、ゴルフプレーにおいて、「時間に気を配る」とか「他人のラインを踏まない」など、『周囲への配慮』を求められることがあるため、その点で『ゴルフをすれば社会人としてのマナーが身につく』ことはゼロではないのかもしれない。だが、こうした配慮場面は、ゴルフに限らず、日常生活の中で多く経験していることであり、ゴルフに限ったことではない。 他方、『ゴルフをすればビジネス・リーダーシップに役立つ』という点においては、その可能性が充分にあるのではないか。 個人スポーツであり、自らの技量やその日のコンディション、自然や天候などの状況にも左右されることから、その時々に応じた「決断力」や「対応力」、「想像力」、「創造力」が必要になる。孤独との戦いもあるだろう。 図1に示したのは、「ゴルフ利用した人材育成の有用性の高低イメージ図」である(北作図)。 註:本稿の調査は「日本ビジネス実務学会 ビジネス実務研究助成」により実施された 参考文献 FINANCIAL TIMES(2016)Paul McGinley swaps the fairways for LBS classroom:https://www.ft.com/content/f1e75674-0d2f-11e6-b41f-0beb7e589515(2023年1月18日確認)
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