【GMAC通信】ゴルフが創る「ウェルビーイング」な未来 ~日本ゴルフ場経営者協会~

【GMAC通信】ゴルフが創る「ウェルビーイング」な未来 ~日本ゴルフ場経営者協会~
ゴルフ業界を取り巻く環境は今、大きな転換期を迎えています。多様化するライフスタイルや社会構造の変化など、向き合うべき課題は決して小さくありません。 そうした中で、私たち日本ゴルフ場経営者協会は中長期ビジョン「ゴルフ界はウェルビーイングな社会の実現に貢献する」を掲げました。なぜ今、私たちはこのビジョンを掲げるのか。そして、この言葉をいかにして私たちの「力」に変えていくのか。ゴルフ業界に携わるみなさまと共に考えたいと思います。 「ウェルビーイング(Well-being)」とは、身体的・精神的、そして社会的に満たされた良好な状態を指します。緑豊かな自然の中で身体を動かし、世代を超えた仲間と対話し、心身をリフレッシュさせるゴルフというスポーツは、本質的に人々の「ウェルビーイング」を高める大きな力を持っています。 社会全体が健康寿命の延伸やメンタルヘルスの向上、コミュニティの再構築を求めている今、ゴルフが提供できる価値はかつてないほど高まっています。 私たちが目指すべきは、単に「ゴルフ場を管理・運営すること」にとどまりません。「ゴルフを通じて、人々の幸せと豊かな暮らしに寄与すること」です。 明確なビジョンを持つことは、業界全体の存在価値を時代に合わせて再定義し、私たちが進むべき未来の道標を立てることに他なりません。 このビジョンを確かな現実に変えるために今最も必要なこと、それこそが「インナーブランディング(業界内部への浸透)」です。 まずはゴルフ界で働く私たち自身が、このビジョンの意義に心から共感すること。「自分の日々の仕事が、お客様や地域のウェルビーイングを創っているのだ」という誇りを持つことがすべての出発点です。 現場のあらゆる場面で、一人ひとりがビジョンを「自分ごと」として捉え、主体的にアイデアを出し、動いていく。そうした現場の熱量こそがサービスの質を高め、プレーヤーに感動を与え、やがて業界全体の大きな変革へとつながります。 外に向けて発信する前に、まずは私たちNGKが内側から熱を帯び、主体的に行動できるプレイヤーになっていくことが不可欠なのです。 ゴルフには、人の心を豊かにし、人と人とをつなぐ特別な力があります。この素晴らしい可能性を信じ、共に歩んでくださる仲間を業界内に一人でも多く増やしたい。それが私の強い願いです。 ゴルフ業界で働くみなさん一人ひとりが、この未来を創る主役です。ぜひ、このビジョンを自分自身の言葉や行動に落とし込んでみてください。「ウェルビーイングな社会」の実現に向け、私たちゴルフ界の新しい一歩を、今ここから一緒に踏み出していきましょう。 一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会 副理事長 奥野 将徳 ■GMACとは 2004年11月「ゴルフ産業」に特化した業界の有志組織として設立。(公財)日本ゴルフ協会、(一社)日本ゴルフ場経営者協会、(公社)全日本ゴルフ練習場連盟、(一社)日本ゴルフ用品協会、(公社)日本パブリックゴルフ協会、日本ゴルフジャーナリスト協会の6団体に、経済産業省やスポーツ庁、ゴルフ関連企業、有識者などが月1回の定例会議で情報交換と活性化策を話し合う。年2回春・秋にセミナーを開催。 ■NGKとは 日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は、①会員適正化法でゴルフ場への指導勧告団体に指定される。②固定資産税評価基準を一体課税から現況課税へ改正して大幅減税を実現。③原発事故の風評被害や豪雨災害時に事業者と連携して補助金を受給。④コロナ禍で逸早く感染防止ガイドラインを発刊し、自粛ムードの中ゴルフは活況を取り戻す、など様々な経営課題に取組んでいます。また、都道府県の協力のもと、「ゴルフ場利用税からみたゴルフ場数・利用者数等」を毎年発刊しております。加盟ゴルフ場数は240。官庁や地方自治体と連携しながら業界発展に努めています。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2026年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら