マルマン「シャトル」ユーティリティ&フェアウェイウッドを永井プロが検証

マルマン「シャトル」ユーティリティ&フェアウェイウッドを永井プロが検証

シャトルおすすめポイント

永井プロの試打インプレッション

試打アイテム:シャトル・ダブルチタンFW(W5、ロフト18度)× シャトルUF(U2、ロフト17度) まずはそれぞれの印象ですが、FWは丸型で投影面積が大きなシャローフェース。オフセットもしっかりあるのでボールが上がって捉まりそうです。 一方、UFはFWよりもさらにオフセットが強く、正にユーティリティの特徴が出ていますが、一般的なユーティリティに比べると投影面積が大きくFWとUTを足して二で割ったようなデザイン。 また、ボールの捉まりを良くするためにフェースを少し左に向けているようですが、バルジが効いているのであまり左に向いている印象を受けない。この辺りも上手く作り込んでいますね。 双方ともに、『シャトル』らしいというか、2打目を助けてくれるいいモデルですが、その選択基準は弾道の強さ。 FWはきれいにスピンが効いた高弾道が打てるので、ゆったりとしたリズムで打つ人にはスイングと弾道のイメージが合うでしょう。芝がきれいに生え揃った名門コースの砲台グリーンでもボールが止まってくれそうです。 翻って、UFはFWとキャリーは変わらないものの弾道が2~3割低いので、ライナーイメージでシャープに打ち込んでいくタイプに向いています。風の強い日や風の強いエリアでのプレーでも上手くライナーボールをコントロールできますし、距離が欲しい場面でもしっかりと結果を出してくれそうです。

商品詳細

アベレージのためのシャトルから飛ぶユーティリティ誕生! マルマンは9月18日、今春発売の『シャトル・ダブルチタン フェアウェイウッド』のバリエーションとして、飛びを極めたユーティリティクラブ『シャトルUF(ユーティリティ フェアウェイウッド)』を発売した。 『シャトル』は今年でブランド生誕30周年を迎えるが、一貫して"芝の上からでも簡単にボールが上がって飛ばす"ために、"深い重心位置"にこだわったクラブ作りをしている。 今回、飛ばしを追求しながら、ユーティリティクラブでやさしく打てることを実現するために、『UF(ユーエフ)』という新カテゴリーを採用。やや厚めのソール幅で低重心設計のユーティリティが完成した。 また、『シャトルUF』は、飛ぶユーティリティクラブとしての一面だけではなく、フェアウェイウッドが苦手な人でも打ちやすく、さらなる飛距離アップが期待できるクラブだ。 軽量スパイダーウェブボディ 強靭かつしなやかな蜘蛛の巣構造(スパイダーウェブ)をフェースとクラウン部に採用した結果、本体の軽量化に成功。 その分の余剰重量をソールに配分(素材に比重の重いタングステン合金を採用)したことで、低く深い重心を確保、高くて強い弾道を生み出す。 また、フェースにもスパイダーウェブ構造を採用したことで、凹部分が1.7ミリ、凸部が2.3ミリの偏肉設計にも成功。適合内限界まで反発性能を引き上げている。また、ヘッドは匠によって削り出されたマスターモデルを採用。 打ちやすさを感じさせる形状と飛びのヘッドスペックを両立させた。さらに、ヘッドを加速させる超弾性形状記憶合金配合シャフトの採用など、新規性能を随所に取り入れている。 ■番手:UF1(ロフト角:15度)、UF2(同17度)、UF3(同20度)、UF4(同23度)、UF5(26度)、UF6(同29度) ■価格:各1本 3万3000円(税別)

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TEL:3-3526-9988 http://www.maruman-golf.jp