2代目『MP』ボール、小林正則が「これはいける!」

2代目『MP』ボール、小林正則が「これはいける!」
ミズノは3月20日、2代目となる『MP』ボール2機種を発売する。2013年に同社初となるウレタンカバーを採用した初代『MP』ボールを上市。発売前には一般ゴルファーを集め、「激スピン試打会」などを開催するも、市場での評価は必ずしも高いとはいえなかった。 「スピン性能については、一定の評価はあった。しかし、それが達成されたら、やはり、更なる飛距離への追求がリクエストとして強く寄せられました」――。プロの要求は、高いスピン性能と飛距離性能の二律背反を1つのボールに集約すること。そして、競争の激しいボール市場で、それを実現したのが二代目『MP』ボールというわけだ。 タイプは2種類で、スピン系の『MP―S』と飛距離追求型の『MP-X』を揃える。構造は『S』が3ピース構造(コア/高反発大径コア、インナーカバー/高反発アイオノマー、アウターカバー/ソフトウレタンカバー)で、『X』が4ピース構造(コア/大径デュアルコア、インナーカバー/高反発アイオノマー、アウターカバー/ソフトウレタンカバー)となり、より精度の高いボールに仕上がっているという。 また、330個の新設計ディンプルは、浅く断面状をなだらかにした形状で、揚力をアップさせ吹き上がりを抑えた高弾道で飛距離アップに繋げたという。 今回の『MP』ボールは、同社基幹ブランド『MP』アイアンとのマッチングをコンセプトに、プロが求める打感を追求。約2年にわたる契約プロによる官能試験を実施した。 同社契約の小林正則プロは、「プロはアイアンショットの際の打感に強いこだわりを持っています。ボールから感じる打感に『重み』があるというのが大事。『MP』ボールを使用して、『これはいけるな』と感じました」――。 オープン価格だが、予想店頭価格は1ダース6000円前後を想定している。 問い合わせはミズノへ、0120~320~799。