FST Japan 『KBS HI-REV2.0』と 『KBS 610ウエッジ』を永井プロが検証

FST Japan 『KBS HI-REV2.0』と 『KBS 610ウエッジ』を永井プロが検証

完成度が高い次世代ウエッジ用シャフト

永井プロの試打インプレッション

両モデルを試打してみましたが、スピン性能やコントロール性能、さらには操作性を徹底的に研究した完成度が高いシャフトに仕上がっている印象を受けました。 『KBS HI-REV2.0』は、全体的にしっかり感があり、スイング時のシャフトのばらつきを抑えています。スイングの振り幅を変えて試打してみましたが、インパクトまでのシャフトの挙動が安定しているので、自分のイメージするタイミングで振り抜くことができます。 また、前作の『KBS HI-REV』に比べ、シャフトに加速感があり、ボールを強く押し出してくれるので、スピンがかかり易いですね。ボールが鋭く上がって、グリーン上で『ピタリ』と止まる弾道です。 『KBS 610 WEDGE』は、全体的に一体感があり、インパクトで当たり負けしない強さと、狙ったラインに確実に打ち出す操作性がありますね。ですから、方向を安定させたいゴルファーには特にオススメです。 また、打ち出しは低めなので、球を低く出して転がすイメージのアプローチなどにも最適だと思います。 フィッティングの観点では、自分が使用しているアイアンの流れや好みのフィーリングに合ったシャフトにリシャフトすることで、『自分が理想とする球筋』や『グリーン周りのミス』が少なくなると思います。 グリーン周りでのミスの要因が、『シャフトが合っていないからだ』と思われているゴルファーには、絶対にオススメのウエッジ用シャフトです。

KBS HI-REV2.0とKBS 610ウエッジの詳細

FSTジャパンが今春発売した、ツアープロのフィードバックにより開発されたウエッジ専用シャフト『KBS HI-REV2.0』と『KBS 610 WEDGE』が話題を呼んでいる。 『KBS HI-REV2.0』は、既存の『KBS HI-REV』をさらに進化させ、よりスピンがかかり易くする設計にしたという。 特に、距離の短いアプローチでのボールを止める力を向上させているとか。ターゲットユーザーは、「スピンをより多くかけたいゴルファー」、「ラフからのアプローチが多いゴルファー」にオススメだという。 一方、『KBS 610 WEDGE』は、全体的に絞った設計によりスピンを抑え、低めの弾道でコントロール性を向上させたという。タフなコンディションで、ノックダウンショットをより安定的に打てるようになっているとか。 ターゲットユーザーは、「ウエッジにスピンコントロール性と安定性を求めるゴルファー」、「ノックダウンショットを安定させたいゴルファー」に特にオススメだという。 両モデル共、KBS特有の高いパフォーマンス性能とスムーズなフィーリングを味わうことができそうだ。ウエッジのリシャフトを考えているゴルファーは、ぜひ一度試してみてほしい。

KBS HI-REV2.0、KBS 610ウエッジのお問い合わせ

FST Japan TEL:03-4455-9293 http://www.kbsgolfshafts.jp/