ジオテックゴルフコンポーネント GT FORGED T-215

ジオテックゴルフコンポーネント GT FORGED T-215

おすすめポイント

永井プロの試打インプレッション

今回フォージドということですけども、素材にとても柔らかい軟鉄を使っているというのが、一番のウリということです。..また、バックフェースにはキャビティ構造を採用していますが、ツアーモデルということでより実践的な操作性を追求した結果、ソールを多面的にカットしているのも特徴のようですね。 実際に打ってみると、特に9番のようなショート番手だとソールの抜けの良さが強く実感できます。 また、全体を通じて、素材の柔らかさがインパクトの強さにつながっていますので、ボールをつぶして押し込んでいけるフィーリングがありますね。俗にいう厚い手応えのインパクトを体感できるわけです。 こういった特徴のヘッドだと、最近のソリッドボール、少し硬めで球離れの速いボールでもしっかりヘッドを押し込んでボールをつぶせていける。昔のバラタカバーのような柔らかいインパクトのフィーリングを感じることができるでしょう。 弾道の高さ、そして飛距離は十分に出ていると思いますし、ツアーモデルとして重要なスピン性能もしっかりあります。弾道の高さ、強さ、スピン量がバランスよくマッチングしている。ツアーモデルというのが頷ける仕上がりです。 あと、ボールを厚く潰していっても左に行くミスが出難い。よって、ハードヒッターが厚くボールを捉えて直線的にピンを狙っていけます。どちらかというと、フェード系のボールでピンを狙える。 そういったプレースタイルが見えてくるアイアンですね。それに仕上がりもすごくきれい。構えた感じもスッキリしていますし、リーディングエッジはストレートでアドレスした時にも構えやすい。 トップブレードの厚みもしっかりあるので、インパクトのイメージが構えた時から湧いてくるのもいいですね。コースでしっかり打ち込んでもらうと、ピンの根元に向かってボールを落とす楽しみがあるモデルですよ。

商品詳細

ジオテックゴルフコンポーネントは先頃、ツアーモデルに相応しい優れた操作性と打球感を兼ね備えたという『GT FORGED T-215』アイアンを発売した。 このモデルは、基本形状はキャビティ構造だが、「ネスティングキャビティ(3層構造)」設計を採用することで、優れた重心位置・打球感・慣用性を高い次元でバランスよく配分したというもの。 フェースプログレッションはセミグースタイプとしながらも、ネック部分に絶妙な研磨を施すことで、見た目にはストレートに近い投影を実現したとのこと。その結果、上級者が安心して構えられるとともに、優れた操作性も発揮するモデルに仕上がったと同社では自信を見せる。 また、独自の特徴的な多面カットを施した「マルチカットソール」が、インパクト時のソールの引っ掛かりを軽減、無駄な跳ね上がりを防止し、振り抜けの良さを向上しているという。さらに、トップブレードはあえて厚めに設計し、アドレス時の力強さを強調。スチールシャフト装着を前提とした、やや軽量(5番で254g)設計に仕上げている。 ■素材:軟鉄鍛造 ■仕上げ:ニッケルクロームメッキ・サテン(本体)、サンドブラスト(フェース・トップブレード) ■ルール適合 ■ホーゼル内径/外径:9.45/13.5㎜ ■番手:#4(ロフト角22度)、#5(同25度)、#6(同28度)、#7(同32度)、#8(同36度)、#9(同40度)、PW(同45度) ■価格:1万1000円(税別)/ 個

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