プロギアが高反発ドライバー第2弾金eggを発表。副社長自ら性能を実証します
「高反発メーカー」の色を鮮明に打ち出すプロギア。同社は9月、新作の『金egg』でドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティと、すべてのモデルを高反発に統一して発売する。さらにゴルフ規則で規定される「初速制限値」を超える『eggボール』を10月中旬に投入するなど、一気呵成の様相だ。
「たわみをフェースに集中させる構造の『新パワーフランジ』を採用した結果、ドライバーの高反発エリアを前作比で30%拡大することに成功しました。フェース等の薄肉化を含め、前作を上回る飛距離を実現しています。(規則違反は)悪ノリ? そんなつもりはありません。当社の使命はゴルファーのスマイルを生み出す開発であり、今回の『金egg』はまさにスマイルを提供するクラブです」
同社の山本眞司副社長は、自信満々にそう話す。ターゲットはシニアゴルファーで、ギリギリの薄肉構造であることから「ヘッドスピードが43m/s以上のゴルファーは打たないでください」と制限を設けている。
山本眞司副社長が『金egg』の飛び性能を自ら実証
一方の『赤egg』については「ルール限界の高初速」が謳い文句。こちらも『金egg』同様フランジとフェースを見直すことで、飛距離性能がアップしたとか。
プロギアは新『egg』シリーズで20億円を目論むなど強気の姿勢を見せているが、山本副社長は「まっとうな数字です」とさらりと言った。
動画は8月初旬に都内で行われた発表会の様子を収録したもの。近日中に山本副社長のインタビュー動画をアップする予定。