COOLSHOT PRO STABILIZEDでスコアは縮められる? 100切りを目指す男が使ってみた
ニコンから5月に発売されたCOOLSHOTの新モデル「
COOLSHOT PRO STABILIZED
」 今回は距離計を普段使用しないGEWの新人記者が、ティーチングプロ永井延宏氏のアドバイスを受けながら『COOLSHOT PRO STABILIZED』を実際に使ってみたので、その様子をお届けしよう。 [surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞[/surfing_voice] [surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2018/06/ohya.jpg" name="大矢晃弘" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]1982年生まれ。神奈川県出身。中央大学卒業後、携帯電話販売員の傍ら俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色のGEW新人記者。ゴルフの楽しさをより多くの方に知ってもらい、皆がゴルフを気軽に始められるような発信を目指している。[/surfing_voice]
もう大叩きはしない!正確な距離把握こそ100切りの近道
大矢さん、今ゴルフはどんな感じですか?
100切りに挑戦中です。
なるほど。100を切るには、まずはボギーペースが目標ですね。それには自分の弾道をしっかりと把握した上でリスクを回避するコースマネージメントが必要です。
ということで、今日はニコンから新発売されたCOOLSHOT PRO STABILIZEDを使ってミドルホールの攻略に挑戦してみましょう。
使用ホールは熊谷ゴルフクラブの12番パー4。右ドッグレッグの358ヤードですが、普段のドライバーの飛距離は?
200~220ヤードくらいで、スライスでミスすることが多いです。
なるほど。では、早速、ティーショットの狙い目を決めましょう。どこを狙いますか。
はい。フェアウェイ中央の黄色の旗を狙います。
早速COOLSHOT PRO STABILIZEDで測ってみましたが、目標物に当たりやすいですし数字が赤く表示されるので見やすい。距離表示もすぐ出ますね。ちなみに、黄色の旗までは230ヤードです。
では、打ってみてください。
ちょっと右に出ましたね。あそこは危険地帯です。もうちょっとコースの読みをすれば、どこに打ったらいいか分かりますよ。
まず、ホールにグリーンまでの残りのヤーデージを示す木があります。このホールでいえば、左サイドの林の手前にある丸い木がグリーンまで残り150ヤード。そして、ティーグランドからあそこの木までが240ヤードです。そうすると、あの木を狙ったとしても大矢さんの飛距離だと届かないのが分かります。
なるほど。
次にフェアウェイ右サイド、林の向こう側にバンカーがありますが、あそこまでは215ヤードです。だから大矢さんの飛距離だと、あの右のゾーンがかなり危険ということが距離をしっかりと測ることで把握できるんですね。
そうなると、このホールは右ドッグレッグで左に打つのは遠回りですが、右の危険を避けるために左サイドから攻めた方がいいことが分かります。では、その辺を踏まえて打ってください。
ナイスショッ!今の弾道だと丁度レディスティーを超えて、フェアウェイ左サイドにボールが落ちました。あれなら3オン2パットのボギー狙いも可能、セーフティな攻め方です。では、セカンド地点に行ってみましょう。
刻む距離をシビアに測ることで3打目を安全なエリアに
セカンド地点にやってきました。まずはピンまでの距離ですが、大矢さん、自分で測ってみてください。グリーンの後ろに林があるからピンに当て難いですか。
いえ、ピンに当たったことがグリーンのサークルで表示されるので分かりやすいです。186ヤードです。
次にグリーン手前のアゴの高いバンカーまでは?
157ヤードです。
ナイスショットすれば、ユーティリティでグリーンに乗る可能性もありますが、ミスすればバンカーに入る可能性もあります。バンカーからピンまでの距離もあるので、あそこに入れたら難しい。ここは手堅く3オン2パットを狙いましょう。そこでサブグリーンの左サイドに木がありますが、そこを測ってみてください。
136ヤードです。
あの木と並行して右側にバンカーがあります。それを超えるのに140ヤード。そこまでボールを運べれば、かなり3打目が打ちやすくなってきます。ユーティリティでグリーンを狙うか、7番アイアンで刻むか。どっちの方が高い確率ですか?
7番の方が遥かに高いです。
では、7番アイアンで3オン狙いでやってみましょうか。
はい!
少し当たりが薄かったが、ピンまで残り50ヤード付近の花道へ運べた。
ピンが奥なのでオーバーはさせたくない
狙いよりも少し飛びませんでしたが、安全な花道。3打目は残り何ヤードですか。
54ヤードです。
ちょっとエッジまで測ってみてください。
26.5ヤードです。
ピンが奥なのでオーバーするよりも手前から攻めた方がセーフティ。グリーン面に届くくらい、30~40ヤードを打つ感じでアプローチしてください。
グリーン手前のエッジ後方に落ちて転がり、ピン手前5mほどにナイスオン。そこから2パットでボギーを獲った!
COOLSHOT PRO STABILIZEDを使ってみて
COOL SHOT PRO STABILIZEDを使って狙い通りボギーで上がれました。どうでしたか?
本当、こういう商品は敷居が高いと思っていたのですが、レーザー距離計を使うとこんなにラウンドが楽になるのかと思いました。
そうですね。ホールに潜む罠を回避するには、そこまでの正確な距離を把握することが重要。それには精度の高い距離計測器が力強い武器になります。
はい、これを使って100切りを目指します!
Nikon COOLSHOT PRO STABILIZED
主な新機能
8~1200ヤードまでの測定が可能
手ブレを約80%軽減する「STABILIZED(手ブレ補正)機能」
見やすい赤色の内部表示。周囲に合わせて見やすい輝度に自動で調光
「HYPER READ」がさらに進化し、約0.3秒で測定結果表示
ピンフラッグが測れたことが一目で分かる新「LOCKED ON」機能
傾斜計の不使用を点滅して知らせる「直線モードサイン」
※オープン価格