カギは新素材!NEW『スリクソン Z-STARシリーズ』を詳しく解説
住友ゴム工業は先頃、2019年2月8日に発売するNEW『スリクソン Z-STARシリーズ』を発表した。
同製品は、前作同様『Z-STAR』と『同XV』の2機種。価格はオープンプライスで実勢売価はダース6300円(税別)前後と現行品とほぼ同等だが、前作と大きく違うのが世界で初めて高分子材料SeRM(セルム)を使用したことだ。
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東大が発明した超分子ネットワークを採用
「セルム」とは、超分子ネットワークを応用した「SLIDE-RING MATERIAL」の略称。東京大学が発明したもので、今回ボール表面のコーティング材料に配合されているという。
従来、ゴルフボールは「構造」「ディンプル」「素材」についてその性能が語られることが多かったが、今回は「コーティング」に開発の着眼点を置いている。それが意味するものとは?同社スポーツ事業の総責任者、川松英明本部長がその真意を動画で語る。
競合を勝ち抜くキーワードは薄皮?
ゴルフは屋外スポーツだけに天候に市場が左右される。特に、今年は猛暑、台風、地震などが相次いだことで、消耗品のボール市場もその影響を受けた。それに加えて、新規参入メーカーも増えている。正に、群雄割拠で既存の大手メーカーも安泰ではない。
その厳しい市場を生き抜く術は・・・。川松本部長は同社技術力に並々ならぬ自信を見せるが、そのキーワードとなるのが「薄皮」?同氏がボールの最新テクノロジーを熱く語る。