ボインの次は走る力士 『アッタス』尾和社長が次作でルール適合外シャフトの可能性語る
シャフトラボの設立は2009年4月、グラマーな女性を起用したりアメコミのテイストを盛り込むなど、ユニークな広告で独自の路線を築いてきた。今年10代目の『The ATTAS』は力士が走るポスターで、ビジュアル系シャフトメーカーの面目躍如。
「力強さと俊敏性を同時に表現しました」
2017年10月に社長となった尾和克彦氏も一風変わった経歴の持ち主だ。2002年の日韓ワールドカップでは10番を背負った名波浩選手のマネジメントを手掛ける一方、化粧品、自動車メーカーやテレビ番組の視聴質を高めるためのモニタリングなど商品マーケティングに携わってきた。
「シャフトはゴルフクラブやユーザーに多大な影響を与えている。重量や硬度、キックポイント、材料の選定もゴルファーによって全く違いますし、適性を見つけられたらパフォーマンスが飛躍的に高まる。これは遣り甲斐がありそうだと、転職したときにわくわくしたものです」――。
社長就任から1年が経過。「ルール適合外シャフトの開発も厭わない」という発想は、異業種からの転身ならではだろう。尾和克彦社長が動画で熱く語る。