ガーミンジャパンといえば、GPS機能を駆使したウェアラブル端末でゴルフ用GPS距離計を展開している。その中で、GPS技術を存分に搭載したGPS距離計とレーザー距離計の融合モデルが『アプローチZ82』だ。
レーザー距離計ながら、ファインダーを覗くと通常のレーザー距離計で見える景色と左端に、GPS距離計の2次元のコースマップやグリーン形状が表示され、普段レーザー距離計では測れない見えない場所までの距離も表示できる。
今回は、距離計マイスター・クワッキーこと桑木野洋二氏にテストしてもらった。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2018/11/photo_kuwakino.jpg" name="桑木野洋二" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋「KUWANT」を設立。愛称は育メン・マーケッター「くわっきー」。[/surfing_voice]
『アプローチZ82』の製品特徴
■レーザー距離計にGPS 距離計が搭載された複合モデル
■画面内にGPS による2D マップが表示
■見えないハザードまで計測するハザードビュー
■ ピンフラッグを捕捉すると、照準が黄色に変化し捕捉したことを視覚的に認識でき、振動で測定をお知らせ
■トーナメントモード時のLED ランプ
■スマホアプリと連動して風速/ 風向き表示
■世界4万2000コースに対応
■ NASA の火星ヘリコプター「インジェニュイティー」に採用されているレーザー技術LiDAR を搭載
『アプローチZ82』を動画で解説
桑木野洋二氏の一押しポイント
レーザー計測器にGPS 距離計をハイブリッドしたモデルで、大変興味深い発想だと思います。レーザー距離計で計測しながら、腕時計型のGPS 距離計のコースレイアウトが表示されます。レーザー距離計で補えない場所の計測をGPS で行う。
実際に使用してみると、サイズも丁度良いサイズで、親指部分がフィットします。計測してみると、左側に2Dマップが表示され、倍率も高く見やすい。2打目地点から計測していますが、グリーンのバックエッジは見えていませんが、ピンに当てるとバイブレーションで捕捉したことを知らせてくれて、左の2D 画面がグリーン周りの画面に切り替わり、グリーンのフロントエッジ、センター、そして見えていないバックエッジの距離まで表示してくれます。
これがレーザーだけではなく、GPS 距離計が複合された大きな特徴で、生きた情報になります。その意味でゴルファーには大変有益で、精度としてはNASA で採用されているレーザー技術も搭載されている。その意味も含め、レーザー距離計の範疇を超えていますね。
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