スライス防止になるか?ワオ『RV555 Type-S』ドライバー×Arch『CA-01』シャフト
パーツメーカーが推奨するスライス撲滅黄金スペックを坂本龍楠プロがテスト。
スライスの原因となるスイング要素を、1.身体の突っ込み、2.身体の起き上がり、3.手打ちの3つに分類。坂本龍楠プロが3つのスイングタイプで試打をして、スライス撲滅黄金スペックを徹底的に検証した。
今回はワオより、新ヘッド『RV555 Type-S』にArch『CA-01』(硬度24)を装着した黄金セッティングが到着。結果は?
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2019/10/photo_sakamoto-ryunan.jpg" name="坂本龍楠プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。[/surfing_voice]
シャープな形状で構えやすい 右を消して打てる、計算されたヘッド
【突っ込み型】
ハイバック形状効果により、ダグフックや低弾道スライスが出にくい。
【起き上がり型】
ヘッドのトゥ側が浮いている印象なので、球がつかまる印象。手元が浮かずにスイングできるので、プッシュスライスを軽減してくれる。
【手打ち型】
フェースの開閉時にヘッドが返ってこない、という現象が見られず、スムーズにスイングが可能。ヘッドの重心効果で、手打ちでも真っすぐ出てから左へ切れるつかまったボールが打てる。
【総評】
ヘッド体積は460㎤ですが、シャープに見えるので、非常に構えやすい。スライスの一因として、インパクト時にフェースが開いてしまうことが挙げられますが、今回のセッティングは、ヘッドをしっかり動かしていける印象。実際に打ってみても、右を消して狙えるのでとても安心感があります。HS37〜40m/s前後のスライサーへ推奨。
■試打スペック
ロフト角:10.5度/バランス:C9・5/シャフト:Arch CA-01/硬度:24/長さ:46/総重量:303g