「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法

「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法
ゴルフの祭典「マスターズ」(2019年4月11~14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)。 ワクワクの1週間が目前に迫っています。わたしはUSLPGAのクラスAメンバーになったことで観戦させてもらえるようになり、今年で7年目。マスターズのことを語れるようになってきました(笑) テレビで見る夢の世界が目の前に広がる空間は、まるでディズニーランドに行ったような感動です。そこで出会えるスター選手、ジョージアの美しい緑の芝、色とりどりの花々、白い素敵な建物などなど。 「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法 仕事柄、スタンドやロープ外の芝に座って、選手たちが何を取り組みどう練習しているのかをじっくり見ることが多いのですが、本戦が始まれば私も一観客としてコース内を巡って、大いにスター選手のプレー観戦を楽しみます。 練習ラウンドの時には、観客が選手に話しかけて選手も答えてくれたりと、サービス精神も旺盛です。 マスターズの素晴らしさを沢山伝えたいのですが、他のトーナメントとの最大の違いは断然景色!! 各ホールの名前が全て樹木や草花であることはご存知の方も多いでしょう。コース内を彩る花々がそれはそれは見事なのです。 「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法 アザリアという名で知られる赤・ピンク・白のツツジやサツキはもちろんのこと、紫の藤、ピンクや白のハナミズキ、モッコウバラ、オオデマリ、コデマリ、椿など、日本では3月から6月くらいに見られる花々が一斉に咲いている奇跡の空間。 その美しさは、まるで自分が絵の中に入ったかのように思えてうっとりします。マスターズウィークで会場中の全ての花を一斉に咲かせるため、庭師が氷を張ってでも咲く時期を調整させるという伝説のような話も本当かも。 わたしが初めてマスターズ観戦に行った2013年は、会場内の花が最も美しく、7番ホールのティーイングエリア付近の桜がちょうど満開でした。 「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法 マスターズ会場には数カ所の売店があり、ビールが3~4ドル、サンドイッチは1.5~3ドル、 スナック1~1.5ドルとお手軽な値段で販売されます。 それらを買って満開の桜の下でビール片手に、ティーショットした選手が自分のボールに向かって歩く姿を堪能する。贅沢なお花見が味わえて、人生で最高の時間でした。 マスターズは観客の服装も様々。 パトロンや選手の家族が多いせいか、いわゆるゴルフウェアだけではなく、タンクトップに短パン、ビーチサンダルという格好から、大きなつばの帽子にドレス姿の方もいたりで、スタイルは様々。 私も去年は、USLPGAメンバーの仲間とともにドレスアップして1日を楽しみました。 「マスターズ」を女性目線で楽しむ方法 ドレスアップして絵のような空間でのお花見を楽しんだり、ビール片手に適当な場所に座ってピクニック気分でのんびりしたり、時には選手と触れ合いながらスター選手のスーパーパフォーマンスを楽しめる場所。 たとえゴルフを知らない人でも十分楽しめる空間、それがマスターズ。さあ、いよいよ今年も夢の時間が始まります。