「今、地球上にある材料で、最高に飛ぶシャフトを作る!」 DAYTONA SPEEDER誕生
藤倉コンポジットは3月14日、「今、地球上にある材料で、最高に作る!」をコンセプトに、弾きとしなりの絶妙なバランスの『DIAMOND Speeder』を超えるべく開発された『DAYTONA SPEEDER』(8万円)を発売した。
「地球上にある材料で」─。その意味は超高機能素材を贅沢にも6種類も採用したことだ。
同社初採用の強度と弾性を両立した最先端カーボン繊維「トレカM40X」
東レが昨年12月に発表したばかりの新炭素繊維「M40X」。
ロケットや次世代航空機への使用を前提に開発され、従来の炭素繊維と同等の弾性率を保持しながら、強度を約30%向上。強烈な弾き感と良好なフィーリングに寄与。
高強度・高剛性・高弾性率金属繊維『ボロン繊維』
戦闘機の尾翼やレーシングカーのパーツとして用いられる『ボロン繊維』をフルレングスで採用。
特長が際立ったカーボン素材群をしなやかにまとめ、これまでにないスピード感・再現性・安定性を両立。
樹脂含有量を減らした高純度カーボンシート『RC15%プレリプレグ』
樹脂含有量20%から樹脂量を減らし、カーボン含有比率を高めた『RC15%』の超低樹脂シートをSフレックスでは12層で積層。
綿密な構造により強靱なしなり戻りを実現し、無駄な挙動の排除を可能に。
超高弾性カーボン繊維『90tカーボン』
この世で最も硬いといわれる『90tカーボン』をフルレングスで採用。
極限まで剛性を高めて最大級の加速感とインパクトの強さで高いボール初速を実現。
三菱ケミカル『MR70』&東レ『T1100G』
ジュエルライン『DIAMOND Speeder』に採用した三菱ケミカルの高性能中弾性炭素繊維『MR70』と、『PLATINUM Speeder』に採用した東レの高強度・高弾性率炭素繊維『T1100G』を共にフルレングスで積層。
強靱さとしなやかさを合わせ持つ特性が、スイングに加速感とインパクトの最大化をもたらす。
贅沢な材料使いで、これまでになり未知の飛距離へ誘ってくれるのが、『DAYTONA SPEEDER』ということになる。
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