『Arch』シャフト、164αにフレックス追加 PROTOTYPEを限定発売

「『Arch』シャフトは、一発の飛距離よりも平均飛距離を伸ばそう、というのを開発コンセプトに置いています。
とはいえ、飛距離を犠牲にして方向性を求めるのではなく、安定した飛距離性能を求めるという意味です。
我々はゴルファーすべての味方でありたい。『Arch』シャフトの開発と販売を通じて、一人でも多くのゴルファーの笑顔が見たい。使った人から〝ありがとう〟といわれるのが一番うれしいですね」
こう話すのは『Arch』シャフト製造元のHopeFul岸川勇人社長だ。
設計及び監修は、シャフト作りのスペシャリスト村上雅一氏が行っており、高弾性繊維のノウハウと、そのメリットを活かした作り込みを得意とする。
3年前に福岡で産声を上げたばかりの新興メーカーだが、ドライバー用は『KaMs16509』(7万2000円)、『KaMs16609P』(同)をはじめ『KaMs164α』(6万円)の3モデルを展開中。
このほど『KaMs164α』にフレックス24、25が新たにラインアップ。39~70g台の計16種類で、重量帯が変わっても同じように振れるのが特徴だ。
FW専用シャフト『WL-01』、『WH-01』
昨年末に投入されたFW専用シャフトが、軽量の『WL-01』(4万8000円)、重量級『WL-01』(同)。47~73gの計11種類を展開する。
アマチュアゴルファーの大半は、地面にあるボールをスウィープに打とうとしてダフる傾向が多く見受けられるとか。
そこに着眼し、シャフトの動きで、やや上から入れられるように設計を施したのが『WL-01』、『WH-01』である。
PROTOタイプを限定発売
FW専用『WL-01』、『WH-01』の投入から数ヶ月が経過するが、予想以上の反響だという。
そのシャフト特性をドライバー用へ改良したスピンオフモデルを『PROTOTYPE』として投入、4月より限定発売する。
村上氏によれば、 「『PROTOTYPE』はフェアウェイ用から派生したシャフトで、飛距離はそのままにさらに方向性を重視したいゴルファーに向けたモデルです。手元側へ重量配分を行っており、総重量は重くなりますが、コントロールしやすいシャフトに仕上がっています」
重量帯は50〜60g台で、フレックス24(54g)、25(60g)、26(63g)、27(66g)の4タイプを用意。価格は各1本6万3000円。