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    令和の新・活性化理論 ゴルファーを増やすにはコンペを増やそう!

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    ゴルファーにとってゴルフの楽しみ方は、ふたつに大別できると思います。「通常のラウンド」「コンペ」かのどちらかです。 筆者はインターネットでゴルフコミュニティーを運営しており、会員と会うたびに「次回のコンペはいつ?」と聞かれることから、コンペに対する「熱量」を実感できます。このような要望を受け、多い時は月に2~3回開催してきました。 だからこそ断言できますが、ゴルファーにとって「コンペ」は重要です。コンペはゴルファー同士が出会う「場」であり、ゴルフ友達を増やすためにも絶好の機会になっているからです。 「新しいゴルファーとの出会いなら、練習場や通常のラウンドでもあるよ」 との声が聞こえそうですが、本当にそうでしょうか? 1回の練習にどれだけの人数が誘い合っていくのか? 練習は一人でストイックにやることが多いのではないか? 通常のラウンドは1組、多くて2組ほどではないだろうか? 毎回新しい仲間が参加することもないでしょう。

    コンペ開催は減少傾向

    そこで筆者は、ゴルフ歴10年以上の40〜60代の75人に「10年前と比べてコンペの頻度は変わったか?」を調査。その結果は非常に興味深いものでした。 ・コンペが増えた:13% ・変わらない:36% ・減った:51% 実に半数以上が「減った」と回答しているのです。 この数字は頷けることです。筆者はゴルフ場へ行くたびに各支配人と様々な情報交換をしていますが、「増えた」という言葉を一度も聞いたことがありません。ゴルフ場にとってコンペは大きな収益源。それなりの参加人数が揃うため、レストランの売上アップにも寄与できるからです。 この点については、以下のような概算が成り立つでしょう。筆者が開催した過去のコンペ例から見てみましょう。仮に50名が参加した場合、参加費4000円を徴収します。ゴルフ場にパーティプランを組んでもらうと、1人1500円×50名で7万5000円の売上になります。 この規模のコンペを月に10回で月額75万円、年間で900万円も売上がアップすることになります。これにプレー料金が加わるため、ゴルフ場にとってコンペは大事な収益源です。 それにも関わらず、なぜ、コンペは減少したのでしょうか? いくつもの理由があると思いますが、筆者は次の3点に集約できると考えます。 1.会社でのコンペが減少もしくはなくなった。 2.めんどうな幹事役を務める「若年層ゴルファー」がいなくなった。 3.表彰式など滞在時間が伸び、パーティ費用の負担も増すことを嫌うゴルファーが増えた。 以上が理由だと思われます。コンペの減少はゴルファーのプレー動機を失わせ、結果、ゴルフ場経営の圧迫要因にもつながります。この流れでゴルフ場経営が悪化すれば、最悪の場合はゴルフ場が閉鎖してしまい、ゴルファーもプレーする場を失ってしまう。つまり、ゴルフ場とプレーヤーが共に減少するという負のスパイラルに陥りかねない。大袈裟ではなく、そんな事態も想像できます。

    本気で競うのがコンペの醍醐味

    もう一度ゴルファー目線に戻ってみましょう。プレーヤーの立場で感じるゴルフの魅力は様々ですが、根底にはどのような形式であれ、「本気で競い合う」ことがあげられます。それがゴルフ本来の楽しみ方であり、ゴルファーとしてのモチベーションに直結します。こんな声を聞いたことはないでしょうか? 「コンペが控えているから練習しなきゃ」 人間は、目標なくして行動を起こしにくい。ゴルフも同じことが言えるでしょう。モチベーションを維持したり上げたりするきっかけが「コンペ」なのです。 だからこそ、筆者は業界をあげて、コンペを開催しやすい状況を作る必要があると感じています。具体策は後述しますが、 コンペが増える→ゴルフコミュニティーが生まれる→ゴルファーのモチベーションが上がる→ゴルファーがゴルファーを誘う動きが活発化する これがゴルフのグッドサイクルであり、とてもシンプルな循環なのです。 そこで筆者は、ふたつの提案をしたいと思います。ひとつは「令和ゴルフ」というキャンペーンを張ったらどうだろうか。具体的にはキャッシュバックを使う仕組みで、 ①初心者にキャッシュバック(例えば1000円) ②女性にキャッシュバック(例えば1000円) ③誘った人の数だけキャッシュバック(例えば300~500円) これらは全てパーティ時にキャッシュバックする流れになり、金額も参加費から十分捻出できます。なぜなら、初心者も女性も、どんなに多くても全体の1~2割に満たないはずだからです。 また、③の誘ったひとの数だけキャッシュバックは、誘う人に対しての「利益」が生まれるため、コンペ誘致を活性化させる狙いがあります。 300〜500円のキャッシュバックであれば、予めクオカードなどを10枚くらい用意しておくのも良いかもしれません。誰が誰に誘われたかはパーティ時に挙手してもらえば簡単にわかります。 もうひとつは「幹事業務の代行」で、換言すれば専門会社に「まる投げ」のサービスを企画したらどうだろうか、というものです。かつてのバブル時代、新入社員の初仕事はゴルフ場にコンペの予約をすることでした。ところが今、そんなことを上司が部下に頼もうなら「パワハラ」になりかねません。 幹事業務は「企画」「ゴルフ場予約」「案内状作成と募集」「組合せ」「賞品購入」など意外と幅広く、得意先とのコンペでは組み合わせの「相性」を考慮する必要があるなど、担当者にはストレスが掛かります。これを一括して請け負うサービスがあれば、障害をひとつ取り除けるのではないでしょうか。  近年、様々な内容のコンペが百花繚乱です。プレー方式もベストボールを選ぶ「スクランブル」や「ペアマッチ」など、個人のスコアとは異なる楽しみ方が定着しています。日本のゴルフは「コンペ」が救う。そんなスローガンで、一緒に考えていきましょう!
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