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毎年恒例の「ヤマハゴルフファンサミット2019」イベントレポート 

ニュース ムービー ヤマハ 片山三将

「ヤマハもこのように契約プロが増えました。それに加えて、今年は今平君が2年連続の賞金王、谷口さんも日本シニアに勝ったし女子も活躍しています。だから、お金も掛かります。是非、皆さん周りの人にヤマハのクラブはいいと宣伝してください!」

ヤマハゴルフファンサミット2019はファン54名をプロ17名が接待

今平とファン交流風景

ヤマハは12月中旬、葛城GC(静岡県)で同社製品のユーザー54名を集めて「第6回ヤマハゴルフファンサミット」を開催した。

日頃応援してくれるファンへの感謝、そしてブランドの熱度を上げるのが目的だ。その表彰式の最後に契約プロ17名が演壇に上がり一人ずつスピーチした。その最後を締め括ったのが、冒頭の藤田寛之プロのコメントで、ファンからは笑いと拍手が沸き起こった。

ヤマハゴルフファンサミット吉田挨拶風景
ヤマハ 吉田部長

「毎年参加希望者が増え、今年は昨年の倍となる400名の応募がありました。楽しかったからまた来たい、行った人から聞いて参加したくなったなどサミットを評価してくれる人が増えています」と語るのは、ゴルフHS事業推進部の吉田信樹部長。

プロ契約はブランディングそのもの

実際、何人かの参加者に感想を聞いてみたが、「また来たい」という声が多かった。

一方、ファンを接待したプロも、「一緒に回った女性がヤマハのドライバーで飛ばしている姿を見て幸せな気分になりました」(有村智恵)、「ギアの話で盛り上がった」(藤田)などプロもファンとの交流を楽しむことが雰囲気の良さにつながっている。

「プロを通じてヤマハを知ってもらう機会が多いわけですから、プロとメーカーが親密な関係というイメージを訴求するのはとても重要なこと。プロ契約はブランディングそのものです」(吉田部長)

藤野オリエとファン交流
パットをファンに教える藤野プロ

ブランドとプロは一心同体。そういった意味では、楽しさも共有するが厳しさも共にする。その象徴が、今秋発売した『RMX』だろう。周知の通り、開発陣を叱咤激励するプロモーションビデオが話題になった。

藤田寛之「プロはモルモットと思って使ってほしい!」

藤田寛之コメント

「とにかく時代に遅れないように、他社に負けたらいけません。ただ、いい方向には動いていますよ。実際、開発陣の若返りもありますし、今まではこちらのリクエストが形になるのに数カ月掛かってましたが、今は翌週には出てくるようになりました。あとは、プロの役割も変わらないといけませんよね。もうプロが使っているから売れるという時代でもありません。だから、こっちも開発にドップリつかってやっていきたい。もうプロはモルモットと思って使った方がいいんですよ!」

と語るのは藤田プロ。ヤマハの顔を担ってきただけに、思いの強さが伝わる。

それだけにメーカーが売りたい新製品を試合で使う責務もあるが、藤田はすでにスピンと高さを犠牲にせず飛距離が出るという理由でポケットキャビティ型『120』にアイアンをスイッチした。

今平とヤマハゴルフファンサミット優勝者

一方、2年連続賞金王の今平周吾プロは、「ドライバーのヘッドが大きくなったので曲がり幅が少し変わる。そこを今調整しています」と新製品の実践投入を試みている。

「オフになった瞬間から今平選手が使うモノを徹底的に落とし込んで1月の海外試合では『210』と『020』アイアンを使わせたいですね」(マーケティンググループの柴健一郎リーダー)

ヤマハの財産はファン

新生『RMX』の生みの苦しみともいえるが、その一方で今回サミットに参加した多くの参加者が新製品をすでに使っていた。当然、ファンなのでプロがスイッチし切れていない状況も知っている。でも、「ヤマハが好きだ」「ヤマハのモノ作りの姿勢が好きだ」という気持ちで応援する。

メーカーとプロ、そしてファンも一心同体になってしまう。これこそがヤマハの財産、心でつながるブランディングといえるのではないか。

藤田寛之の締めのスピーチにファン大盛り上がり


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ライター紹介 ライター一覧

片山三将

片山三将

1965年9月21日生まれ、東京都出身。
「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社の専務取締役兼営業本部長。92年の入社以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。
その一方、国際事業部の責任者として海外事情にも明るく豊富な人脈を持つ。編集&広告・企画のモットーは「切り口」。一つの事象を多面的に捉え、「多種多様な読者の興味を喚起する記事執筆」、「クライアントの商品・サービスに新たな付加価値をつけるブランディングの提案」を常に心掛けている。
信条は、「人生には何ひとつ無駄なものはない」ーー。

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