D・ジョンソン「五輪不参加」表明の影響
世界ランク5位のダスティン・ジョンソンが「東京五輪不参加」を表明、波紋が広がっている。ジョンソンのマネージャーが通信社の取材に語ったもの。世界ランク15位以内の選手は各国4人まで五輪に出場でき、ジョンソンは米国代表が確実視されていた。
理由は米ツアーの過密スケジュールで、8月中旬以降のプレーオフを優先したという。1月には五輪辞退を示唆しており、新型コロナウイルスは不参加の理由としていない。
2016年にゴルフが五輪競技に復帰したリオ大会では、ジカ熱への懸念等で多くの男子トップ選手が不参加。ジョンソンや松山英樹も欠場した。比べて女子選手は積極的に参加しており、男女の意識差が明白になった。
コロナ災禍で東京五輪の開催が危ぶまれる時期での「不参加表明」は、理由がどうあれ、影響が大きい。ジョンソンの生涯獲得賞金は約6228万㌦(約68億5000万円)で歴代5位。豪快なショットで人気の選手だけに、各所で失望を買いそうだ。
本間ゴルフはこのほど、新型コロナウイルスの影響で新商品の発売延期を決めた。3月13日に発売予定だった『TW TR20』シリーズのドライバー2機種とアイアンが3月20日の発売となる。