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タイガー・ウッズが認めた新発想ボール 「B」のテクノロジー が「飛んで飛ばない」を両立する!

ニュース ブリヂストンスポーツ 大矢晃弘

タイガー・ウッズが認めた新ボール

タイガー・ウッズが昨年の「マスターズ」で復活優勝を遂げたことは記憶に新しいだろう。そのテレビ中継で目を引いたのがタイガー・ウッズの使うボールに記された「B」のマークだ。以降、タイガー・ウッズが使う『TOUR B XS』(ツアーB XS)はこれまでの人気にさらに火がついた。

当時、矢野経済研究所スポーツグループの三石茂樹部長がこう数字を示している。

「約500の量販店を中心とした実売データによるものですが、元々タイガー・ウッズの使用ボールは毎週1万個台前半は売れてました。ところが4月8~14日の週で、1万4358個の実売状況だったのに対し、タイガー優勝後の4月15~21日には2万6295個と約2倍の売れ行きです。

以前からマスターズ後はボールが売れる傾向でしたが、その中でも同ボールのシェアは1.8%から3%と1.5倍強。加えて『TOUR B X』(ツアーB X)、『TOUR B JGR』(ツアーB JGR)も軒並み販売量を伸ばした結果、ブリヂストンスポーツ全体のボールシェアが16.7%から18.8%に高まりました」

まさに「ボールと言えばブリヂストンスポーツ」を体現した形だ。

そして2月、同社は満を持して新しい『ツアーB X』と『ツアーB XS』を投入。あえて同じ商品名を使ったのは、前作よりも進化した性能への自信の表れだろう。もちろんタイガー・ウッズも早速新しい『ツアーB XS』にスイッチ。その性能について、

「新しい『ツアーB XS』は確実にドライバーで飛距離が伸びたし、グリーン周りもしっかりスピンが効いています。開発チームに常に言っているのは、ショートゲームの性能がすごく大切だということです。さらにアイアンでの距離の精度も重要です。

その上でドライバーが20ヤードアップできたら最高だと開発にはお願いしていました。さすがに20ヤードはいかないですが、確実に飛距離が伸びています」

と語った。

早速『ツアーB X』、『ツアーB XS』が活躍

同ボールは早速、好結果を残 している。1月にセントーサゴルフクラブセラポンコースで行われたアジアンツアー共催の国内男子ツアー開幕戦「SMBCシンガポールオープン」にて、『ツアーB X』を使用するマット・クーチャーが優勝。さらに、『ツアーB X』使用の木下稜介も日本人トップの6位に入り、全英オープンの出場権を獲得している。マット・クーチャーは、

「今回の新ボールは、皆が欲しいと思っているドライバーでの飛距離性能とチップショットでのコントロール性能の両立が実現出来ていることに本当に驚いている」

とコメント。同大会のマット・ クーチャーのパーオン率は 83.3%で全体1位、フェアウェイキープ率も 76.79%で全体5位と、確かにドライバーとアイアン・ウエッジショットの両方に 『ツアーB X』が貢献していたことが分かる。

「スピードコントロール」 を実現する 「リアクティブ・ウレタンカバー」のテクノロジー

新『ツアーB X』、『ツアーB XS』には多くのテクノロジーが含まれている。これまでのボールの特徴は「スピンコントロール」にあるという。つまり、ドライバーは低スピンで飛ばし、アプローチは高スピンで止めるという相反する性能をスピンでコントロールしている点 だ。

一方で、プロや上級者からはアプローチの際に、「球離れが早い」、「スピンは効くがキャリーが出てしまう」、「フェースに乗る感覚が足りない」という声が多かったという。つまり、要求されていることは「ドライバーでは飛ばして、アプローチでは飛 ばさない」という矛盾する性能。 この相反する要求を実現するには、スピンコントロールだけでは限界があった。

そこで同社は新しい技術開発に着手。インパクトの瞬間のボールの変形を解析した結果、ドライバーショットにおいてはコアの部分が大きく影響し、30ヤード以内のアプローチショットにおいては逆に外側のカバーが影響していることに着目した。

つまり、カバーの部分のみ反発を抑えることができれば、ドライバーでは飛距離を損なわず、アプローチでは飛び過ぎずにコントロールできるという二律背反の性能が実現できるというわけだ。

その結果同社は、新発想の「スピードコントロール・テクノロジー」を生み出すことに成功した。

このテクノロジーは、ショットの状況に応じてボール初速をコントロールするもので、ドライバーショットなどのインパクトでボールの変形が大きい状況では、高反発に設計されたボール内部の「大径ハイドロコア」と「ハイスピード・インナーカバー」の相乗効果で、「高初速× 低スピン」の両立を実現し、高い飛距離性能を追求。

また、アプローチショットの状況では、操作性を高めるために衝撃吸収材を配合した次世代「REACTiV・ウレタンカバー」(リアクティブ・ウレタンカバー)が、ショット時のボール初速を抑えることで、「低初速×高スピン」を実現し、高いコントロール性能を追求。

これにより、「ドライバーは飛んで、アプローチは飛ばない」という理想のボールができ上がった。

また、ディンプルは新開発「シームレス330デュアルディンプル」を採用しており、ディンプルの表面占有率がアップしたことにより空力を改善し、飛距離と安定性が実現されている。

「リアクティブ・ウレタンカバー」の開発には約10年の歳月を費やし、これまでの約2倍にあたる170種類のサンプルを作ったという。まさに同社の執念が実ったボールだと言えるだろう。

価格 :オープン(想定売価:6300円)


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ライター紹介 ライター一覧

大矢晃弘

大矢晃弘

1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。
中央大学卒業後、携帯電話販売員の傍ら俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の新人記者。
ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。
自分が発信する記事で、ゴルフの楽しさをより多くの方に知ってもらい、皆がゴルフを気軽に始められるようにしたい。ひいては、ゴルフ業界をもっと活性化させたい。その想いで今日も走ります!

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