ブリヂストンスポーツは今秋、2年振りのフルモデルチェンジとなる新『ツアーB』を発売する。GEW取材班によるレポート第3弾は、アイアン、ウエッジを紹介する。
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『ツアーB』アイアン
アイアンは前作同様3モデルをラインアップ。
CBP
「CBP」はトウ側に配置された斜めの柱が特徴だ。この柱によってトウヒットの際の衝撃を吸収するほか、当たり負けを最小限に抑える効果があるという。
CB
「CB」はバックフェースの形状を番手ごとに変えている点が特徴だ。
4、5番のみポケットをつけることで、易しさを実現。真ん中に肉を残すことで、打感を損なわない工夫を施しているという。
また、番手ごとにフェースの溝ピッチを変えており、7番~ピッチングのみ溝ピッチを狭くすることで、ヘッドスピードが遅いゴルファーでもスピンが安定するようにしているとか。
MB
同社によると、前作は3~7番をハーフキャビティ、8~ピッチングをマッスルバックという構成にしたことで、中途半端になってしまったという。
そこで今回は、マッスルバックのキレや所有感を最重要視して開発したとか。目立ったテクノロジーはないものの、シャープで王道のマッスルバックを追求していることが分かる。往年の『Xブレード』を思わせる形状だ。
試打すると、芯を捉えたときの手に残る感覚はゴルファーマインドをくすぐるものがある。シンプルなマッスルバックに同社のコーポレートカラーのロゴが映えており、潔さを感じるアイアンだ。
ウエッジ
ウエッジは2モデルをラインアップしている。
BRM
「BRM」は王道のウエッジ。写真からも分かるように、ゴルファーのフィーリングをダイレクトに伝えられる形状になっている。
BRM HF
一方「BRM HF」は、易しさと打感を両立したモデルだという。
フェース面をくり抜き、軟鉄8:チタン4:セラミック2の比重にしている点が特徴。くり抜いたことで周辺に重量を配分することができるので、易しさが増すうえ、チタンとセラミックが心地良い打感をもたらすという。フェース表面の接着面は目視では分からない。