GEW(月刊ゴルフ用品界)は毎号、全国のゴルフ専門店の協力のもとドライバー、FW&UT、アイアン、ウエッジ、パター、ボールの6部門からなる「部門別 売れ筋ランキング」を実施している。
各専門店がそれぞれの部門ごとに売れ筋機種ベスト5を選定。1位は5ポイント、2位は4ポイントと1ポイントずつ下がり、5位は1ポイントを獲得。各部門ごとに合計ポイントの高い順にベスト20を選出する仕組みだ。
今回は6月1日~30日のドライバー・FW&UT・アイアン部門を掲載する。
ドライバー部門
Pick Upギア
■ロッディオ『コンパクトドライバー』
ロッディオのドライバーヘッドで興味深いのが体積385㎤の『コンパクトドライバー』。
サイズをコンパクト化したからこそ可能となったテクノロジーを積極的に取り入れた新カテゴリー。
飛距離性能で好評のFWのハイブリッド構造を採用し、大型ヘッドとは一線を画すメカニズムで最大飛距離を追求。また、コンパクトサイズならではのシャフト軸周りモーメントの最適化により、大型ヘッドでは得られない操作感を提供しているのが特徴だ。
FW&UT部門
Pick Upギア
■バルド『BALDO CORSA フェアウェイウッド』&『BALDO CORSA ユーティリティ』
バルドが国内大手メーカーを抑え、15Pを獲得し7位にランクイン。6位のマジェスティゴルフに1P差に迫るなど健闘している。
4月に発売した『BALDO CORSA フェアウェイウッド』と『BALDO CORSA ユーティリティ』が牽引。「CORSA」(コルサ)シリーズは、先行して投入したドライバーも好評で、7月にはアイアンも発売している。
同メーカーは通称「バルダー」という熱心なファンがいることも有名な話だが、そんなバルダーが好むディープフェースで、小ぶりなヘッド形状を意識したとか。
フェアウェイウッド、ユーティリティ共に、フェースはDAT55G精密鍛造、ボディは8-1-1Ti精密鋳造・カーボンクラウン・パワープレート(ソール)の複合構造となっている。
またフェアウェイウッドはヘッド体積を縮小化しており、より強い弾道を生み出すためのヘッド構造、ユーティリティは飛んで止まり、よりグリーンを狙える構造になっているという。
アイアン部門
Pick Upギア
■ヨネックス『EZONE GT アイアン』
18Pを獲得し6位にランクインしたヨネックスの『EZONE GT アイアン』が好調だ。
同アイアンは「世界一飛ぶアイアンを作ろう」を合言葉に、飛距離を徹底的に追求している。
一般的なマレージング鋼より強度が約20%高い「マイティマレージングフェース」を使用。また、フェース下部の最薄部を1.5㎜まで薄肉化することで、反発エリアを下部まで拡大させた。
これによりミスヒットしても飛ばすことが可能に。さらにブレード部を新「G-BRID(グラファイトハイブリッド)構造」にすることで、心地よい打球感と高弾道を実現させた。
また今作は、打ち込んでいった場合でも抜けやすい「V字スマートソール」を採用しており、ソール部分にも飛距離と高さを実現できる工夫が施されている。