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  • 記者発表を敢行したテーラーメイド 日本人は『SIM』よりも『SIMグローレ』が合う理由

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    新製品発表会の動画はコチラ↓ コロナ禍での現状、発表会を開催した意義と『SIMグローレ』の性能をインタビュー。 テーラーメイド ゴルフは9月1日、都内会場(大手町三井ホール)にメディア120名を集め、日本のゴルファーのためのプレミアムブランドを標榜する『GLOIRE(グローレ)』の最新クラブ『SIM GLOIRE(シム グローレ)』シリーズの記者発表会を開催。記者、関係者は入場前の検温&アルコール消毒、健康チェックシートの署名、1時間に5回の室内換気を行うなど、万全のコロナ対策で臨んだ。 YouTubeの生配信も行い、発表会の冒頭、同社のマーク・シェルドン-アレン社長は、「今年2月に投入した『SIMドライバー』は世界で11勝、なかでもPGAツアー再開以降は13戦中7勝と驚異的な強さを見せています。販売面においても『SIMドライバー』は国内でNO.1セリングモデルになっている」とその好調ぶりを口にした。

    前作『Mグローレ』は11週連続で売上NO・1を獲得

    その『SIMシリーズ』の勢いに乗って今回発表されたのが『SIMグローレ』で、ドライバー(8万4000円)、アイアン(5本、12万円~)、FW(4万9000円)、レスキュー(3万9000円)を10月9日より一挙投入する。 これにより『SIMシリーズ』は『SIM』、『SIM MAX』、そして日本モデルの『SIMグローレ』の3つのモデルから構成されることになったわけだ。コンセプトは、「誰が打っても上がる、つかまる」「どこに当たっても曲がらず、飛ぶ」で、HS40㎧前後の若年層も含めた幅広い層に訴求するモデルに位置付けている。 アジア地域のハードグッズプロダクトを担当する高橋伸忠ディレクターは、「2018年秋に発売した『Mグローレ』ドライバーは、11週連続で販売実績1位を獲得。約3ヶ月にわたり首位を奪取しました」と前置きして、次のように話す。 「前作は球のつかまりやすさで、スライサーから支持を得たモデルですが、新製品ではさらに大きい重心角(30度)に設定、かつ『SIM』のテクノロジーを融合させました」 『SIMグローレドライバー』は、ダウンスイング時の空力性能に優れる「ドローバイアス イナーシャジェネレーター」を搭載。さらに、高い反発性能が特長の新素材「ZATEC チタンフェース」と「貫通型スピードポケット」により、前モデル比1・5倍のスイートエリアを確保しているとか。定番のツイストフェースも健在で、『SIMグローレ』では新素材の採用に踏み切っているが、 「6-4チタンよりも20%強い新素材で、これにより前作比10%薄く加工することができました。また、『SIM』ドライバーでは、高反発フェースをルールギリギリに設定するため、フェース下部2ヵ所からジェルを注入しますが、『SIMグローレ』ではトゥ側から注入。これを塞ぐネジをフェースから排除することにより、オフセンターヒットにも強くなっています」(高橋氏)  

    SIMグローレを実際に打ってみると・・・

    そこで実際に打ってみた。まず、指に乗せてみると確かにヘッドが大きく傾く。ヒール側へ23・5gのウエイトを装着しているから球のつかまりは良さそうだ。そして、フェースはかなりスクエア。「ツイストフェース」独特のトウ上部を逃がしたシェイプなので、少しオープンに見えるくらいだ。打ってみるとフェースローテーションを使いやすく、一発目からドローボールが出た。 特筆すべきは、ボールスピン量の少なさ。2200rpm前後とかなり抑えられている印象。シャフトの戻りも速くボールもつかまりやすい。自分で操作するのでなく、クラブに振られるようにスイングすると、低スピンで力強いドローが打ちやすいことを実感した。

    前作との違いは?

    前作『Mグローレ』との違いは? ゴルフギアに詳しいフリーライターの児山和弘氏に聞いてみると、 「テーラーの高橋さんは、“HS40㎧がドンズバ”っていってましたけど、硬度SRで総重量が275g(前作比で3g軽量化)は相当軽い部類に入ります。シャフトも『エアスピーダー』を標準装着していますから、HS37~8㎧の人がはまるんじゃないかな。アマチュアの人にとって『SIM』と『SIM MAX』はかなり手強いですよ。日本のゴルファーは『SIMグローレ』の球のつかまり具合が丁度いいと思います。 実は前作の『M グローレ』はよく出来ていて、フェアウェイウッド(#3)は男子のツアープロが使っていたりする。プロにとってFWは球がつかまりすぎても、吹き上がってもNG。つかまるヘッドってやさしいですよね? 一見アマ向けのようで、プロが好む強い弾道になるのが前作のFWなんです。池田勇太プロが絶賛してましたよ。プロが使えるバランスの良さがあるのだと思います。そういう意味で、『SIMグローレ』のFWにも期待したい」 このコメントからも分かる通り、差別化されるポイントは、軽量化とボールのつかまりやすさに集約されそうだ。『SIM』、『SIM MAX』が合わなかったゴルファーは『SIMグローレ』を一度試すべきかもしれない。 ちなみに、シャフトはテーラーメイドと藤倉コンポジットが共同開発した『Air Speeder TM』を装着。軽量化と高いパフォーマンスで幅広いゴルファーに対して飛距離性能を提供するという。 以上が主な製品特長だが、同社が語るように『SIMシリーズ』の性能を余すところなく搭載。それに加えて、日本モデルとしてのこだわりも随所に取り入れているのが分かる。『SIMグローレ』は、プレミアムブランドを標榜し価格もドライバー1本8万4000円(前作比2000円アップ)と現行の『SIMシリーズ』よりも高いが、試打した印象も含めてジャパンプレミアムを感じさせるモデルに仕上がっている。 テーラーメイドゴルフでは今後、試打会に『SIM』、『SIM MAX』、そして『SIMグローレ』の3つのモデルを持ち込み、「それぞれの違いをゴルファーに体感してほしい」と話している。
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    編集部
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