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  • 工房探訪 グリーンターゲット 好む打感が振りやすさ 接着剤が微調整を演出する

    吉村真
    1974年1月22日生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国...
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    元競技ゴルファーの憩いの場所

    栃木県小山市。小山駅から徒歩10分。グリーンターゲットは地元の経営者が贔屓にしている工房だ。25坪の店内に試打席はないが、作業スペースと応接ソファー以外は、試打クラブが隙間なく陳列されている。取材時も途切れることなく訪れる常連客に対応するのが、代表の近藤親弘氏だ。  同氏は高校卒業後、アパレル企業に就職したが、1993年に小山駅近隣に開業したゴルフショップの店長を任された。 「アパレル時代にゴルフにハマりました。それで店長を任されたという経緯ですが、当時はジャンボさんの全盛期。『MTNⅢ』や『Jʼs』の時代で、リシャフトが流行り始めた頃でした」  店長業をこなしながら、工房業務も少しずつ増えてきた。 「組立はクラブメーカーや問屋さんの研修で勉強しましたが、その経験が今も生きてます」  11年間店長を務めた後、同店の閉鎖を機に2004年7月に独立。常連客がいたことから、同じ小山駅近くに工房を構えた。 「前の店から引き継いだゴルファーが半分、独立してからの顧客が半分で、常連客は50人ほど。スコアは70~90前後で上手な方が多いですね。元競技ゴルファーも沢山います」  取材中、居合わせた常連客が話をしてくれた。 「競技ゴルフをやっていましたが、ゴルフ場が多くて競技者も多い土地柄か、言葉でのつぶし合いを仕掛けるゴルファーも多いんです。楽しくプレーして、楽しく競いたいから不快感が残る。それが嫌で競技を卒業しました」  近藤代表も競技ゴルファーだったが、競技をやめたのは同じ理由。だから、常連客の気持ちが分かるという。そんな元競技ゴルファーの憩いの場がグリーンターゲットなのだという。

    「弾く」「運ぶ」の好みで振りやすさを見極める

    「元競技ゴルファー」を中心とした常連客に、独特の視点でフィッティングを施すという。 「ひとつの視点は打感です。『弾く』打感が振りやすいと感じるのか、『運ぶ』打感を振りやすいと感じるのかを重視してます」  トップからの切り返しのタイミングも重要視するが、 「『弾く』打感を振りやすいと感じるゴルファーは、先調子のシャフトでスピン量を増やします。シャフトでいえば『TPT』のLシリーズです。ヘッドはシャローもディープも合いますが、ロフトは多めを提案しますね」  一方で、「運ぶ」打感が振りやすいと感じるゴルファーには中・元調子のシャフトでスピン量を少なめに調整する。ディープフェースのヘッドが合う場合が多いという。シャフトなら振動数が高く硬い『TPT』のMシリーズを推奨するという。 フィッティングは近隣の練習場に弾道計測器『GC2』を持ち込み、打ち出し角、ボール初速、スピン量を見極めながら行うが、 「特にスピン量は1500~2000回転が理想だと思います。3000回転を超えるとスピンが多すぎる。一概にはいえませんが、個人的にはヘッドが4割、シャフトが6割影響すると思うので、その点にも注意しながらフィッティングを行っています」  そんな近藤代表のこだわりは、組立にもあった。

    接着剤4種類で打感を調整する

    組立にもこだわりがあるという。 「まず、シャフトのスパイン、シャフトの背骨みたいなものですね。個体差によるものだと思いますが、複数ヵ所あるシャフトも時々あります」 そのスパインを測定して、飛距離追求なのか、方向性を求めているのかによってシャフトを挿し込む方向を調整することに加え、 「試打クラブはドライバーだけで約200本ありますが、その試打クラブが合う人もいます。ただ、試打クラブだからシャフトがへたっている場合がある。そのため、試打クラブの振動数と組み立てるクラブの振動数を合わせることも大事だと思っています」  さらにヘッドとシャフト、グリップの組立では、下巻きテープ6種類、接着剤4種類を使い分けるというこだわりよう。 「特に接着剤は4種類を使い分けています。違いは乾いたときの硬さですね」  その硬度が微妙に打感に影響するとか。 「ハードヒッターには、乾いた時にクラブが硬く感じる接着剤を使用することが多いですね。インパクトの衝撃に耐えられることが大前提ですが、インパクトが強いので乾いた時に硬くてもパワーがあるから軟らかく感じることが多い。あくまでも微調整ということになりますね」 誤解を恐れずにいえば、クラブの組立は手順を追えば誰にでもできる。だから、専門的に組立やフィッティングを勉強することなく開業した工房が増えているといわれている。ただ、クラブの組立も極めれば接着剤ひとつで打感を調整できる。グリーンターゲットの近藤代表はその意味で、打感の魔術師といったところだろうか。 ■グリーンターゲット 〒323-0032 栃木県小山市天神町2-8-50トーヨービル1F TEL/FAX:0285-21-2367 http://www.green--target.com/ 2020年11月現在、グリーンターゲットは元競技ゴルファーの憩いの場として営業を続けており、多くのゴルファーがギアの悩みを相談する拠り所となっている。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものです。
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    書籍発売のお知らせ
    2024年02月20日
    編集部
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