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『COOLSHOT』に死角なし? 3モデルを徹底比較

ニュース 大矢晃弘
COOLSHOT ニコン

ニコンイメージングジャパンは9月、好調のレーザー距離計『COOLSHOT』シリーズから、『COOLSHOT 40iGⅡ』を発売。『COOLSHOT PRO STABILIZED』、『COOLSHOT 20GⅡ』と合わせて、3つのラインアップが揃ったことになる。

そこで、距離計マイスター「くわっきー」こと桑木野洋二氏が実際のゴルフ場で3モデルをテスト。それぞれの特徴と対象ゴルファーを徹底解説する。

桑木野洋二
中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋「KUWANT」を設立。愛称は育メン・マーケッター「くわっきー」。

ニコンの『COOLSHOT』シリーズとは?

COOLSHOT ニコン

ニコンのレーザー距離計は光学製品のメーカーらしく、非常に明るくて見やすい点が特徴だと思います。それに日本メーカーならではの品質と安心感、そして日本人の好みを分かっているという強みがあります。

今回、人気の『COOLSHOT』シリーズに、新たに『COOLSHOT 40iGⅡ』が加わったことで、ゴルファーそれぞれの目的や価格帯に合わせて、3モデルの中から選べるようになりました。

ゴルフ場で使用してそれぞれの特徴を解説することで、ゴルファーがどれを選べばいいかの指標になればと思います。

3か所の目標物の測定から『COOLSHOT』3モデルを解説

マグレガーカントリークラブの練習ホールに来ました。ティーングエリアから見ると、ちょうどフェアウェイの100ヤード、150ヤード、200ヤードの地点に旗が立っています。まずはそれぞれの旗を3モデルで測り比べてみたいと思います。

COOLSHOT 20GⅡ

COOLSHOT ニコン

まずは『COOLSHOT 20GⅡ』を使って3つの旗を測ってみましょう。手前から100、148、197ヤードという結果が出ました。

このモデルはシンプルに直線距離のみを測るもので、余計な機能をそぎ落としている分、ある程度レーザー距離計を使い慣れているゴルファー向けの製品と言えそうです。

目標物にレーザーを当てる作業は意外とコツがいりますので、レーザー距離計初心者には慣れが必要なモデルかもしれません。

とは言え、測定ボタンを長押しすることで約8秒間、連続して距離を測ってくれますので、測定ボタンを押したままターゲットマークを目標物にスライドしていけば簡単に測ることができます。

そのうえ、実勢売価は1万円後半~2万円前半と価格を抑えていますので、購入のしやすさがポイントです。

COOLSHOT PRO STABILIZED

COOLSHOT ニコン

次に『COOLSHOT PRO STABILIZED』を使って計測してみます。ファインダーを覗いて第一に感じるのは、ターゲットマークなどの内部表示が赤色で非常に見やすいということです。

表示の明るさも周りの環境に合わせて自動で調整してくれるオートモードに加えて、手動でも5段階調整ができるので、最近老眼が入ってきた私としては至れり尽くせりで助かります。

さて、測定結果が瞬時に出ました。このモデルは傾斜を加味した実際に打つべき距離の目安を表示してくれますので、より正確な距離が把握できます。

手前の旗が直線距離で100ヤード、打つべき距離は101.4ヤード。真ん中は、直線が149、打つべき距離は151.8ヤード。そして奥は、直線が197、打つべき距離は205.4ヤードという測定結果が出ました。このモデルは、より正確に4桁で距離を表示してくれる点が特徴です。

特筆すべきは測定の速さですね。最速約0.3秒というのは間違いなさそうです。

さらに便利なのは、目標物をとらえた時に緑色のサークル表示が出てくれる点です。これは「LOCKED ON」機能といって、手前の目標物をとらえたということを一目で分かるように表示してくれるもの。遠くの旗を測定する場合、うまく目標物にレーザーを当てられず、奥の対象物を測ってしまうということがよくありますので、痒い所に手が届く機能です。

そしてこのモデルの一番の特徴は、やはり「STABILIZED」と名付けられれているだけあって、圧倒的に手振れが少ないということ。目標物が遠くになるほど手振れ補正機能の良さを実感できるので、改めて光学製品で培われたニコンならではの技術を感じることができます。

プレーファーストを実現するには測定速度が最も重要。このモデルなら同伴者を待たせることもなくスマートにプレーできそうですので、レーザー距離計初心者には非常にありがたいモデルだと言えます。

COOLSHOT 40iGⅡ

COOLSHOT ニコン

最後は『COOLSHOT 40iGⅡ』を使ってみたいと思います。
こちらも「LOCKED ON」機能が使えるうえ、傾斜を加味した実際に打つべき距離を表示する機能が搭載されています。

実際に測定してみると、手前の旗が直線距離100、打つべき距離102.2ヤード。真ん中の旗が直線149、打つべき距離153.4ヤード。そして奥の旗は、直線197、打つべき距離204.6ヤードという結果になりました。このモデルも4桁で距離を表示してくれるので便利です。

『COOLSHOT PRO STABILIZED』に搭載されていた手振れ補正機能こそありませんが、測定速度のスムーズさや、それ以外の機能はほとんど違いがないうえ、実は測定可能な距離はこのモデルが一番長いのです。最新モデルだけに着実に進化していることが分かります。

これだけの性能がついて実勢価格は『STABILIZED』より1万3000円ほど安い3万円台で購入できますので、コストパフォーマンスが高いと言えます。

『COOLSHOT』3モデル こんなゴルファーに向いている

COOLSHOT ニコン

3モデルを同じ条件から使ってみましたが、共通して言えることは『COOLSHOT』は日本メーカーの安心感があり、日本人のニーズに合ったきめの細かい気配りを感じるシリーズだということです。

外国メーカーに多いごつさがなく、見た目のデザインも綺麗ですし、高性能なのにコンパクトになっています。キャリーケースを用意することもなくポケットにスッと入れられる点も実際のラウンドに適していて、まさしくゴルファー目線だと言えます。

今回『COOLSHOT 40iGⅡ』の発売によって、3モデルが出揃ったわけですが、それぞれのモデルがどういうゴルファーに推奨できるかをまとめました。

COOLSHOT PRO STABILIZED

大前提として、このモデルを選べばまず間違いないでしょう。モデル名の「PRO」は上級者用のレーザー距離計という意味ではなく、あくまでも便利な機能が盛り込まれた最上位機種という意味です。

レーザー距離計を使う目的の大部分はプレーファーストのためですので、あらゆる面で測定速度にこだわったこのモデルはむしろアベレージゴルファーやレーザー距離計初心者に最適です。

一方で競技に出るゴルファーも、直線モードの使用をLEDで視覚的に周囲に知らせる「直線モードサイン」が搭載されていますので、安心してこのモデルを使用することができます。

COOLSHOT 20GⅡ

このモデルは直線距離専用ですので、競技ゴルファーやレーザー距離計を既に使っている方の買い替え機種に最適です。

もちろん『COOLSHOT PRO STABILIZED』の直線モードサインでも対応できますが、元から直線距離に絞った機種ですのでモードの切り替え忘れなどの心配もないので安心です。

それでいて実勢価格は2万円台ですので、1万円台のネット販売限定機種を使っている方はこの価格でニコンの安心感と品質が手に入るという意味でも、買い替え用として推奨できます。

COOLSHOT 40iGⅡ

『STABILIZED』の良いとこ取りをしたのが『40iGⅡ』です。このモデルの強みは、4万円台の『STABILIZED』と、2万円台の『20GⅡ』のちょうど中間の3万円台をついたという点です。

価格的にも機能的にも、競技ゴルファーとアベレージの両方をカバーできる立ち位置にあるのがこのモデルだと言えます。

【動画】『COOLSHOT』3モデルを比較してみた

これによって3モデルの価格帯が1万円おきに階段状にラインアップされ、ゴルファーの選択肢に穴がなくなりました。機能面、価格面、ゴルファー個々のニーズと様々な側面から選ぶことができるようになった『COOLSHOT』シリーズ。

まさしくラインアップに死角なし。レーザー距離計の選択肢はニコンに集約されていると言えるでしょう。

■商品のお問い合わせ:
ニコン イメージングジャパン
TEL 0570-02-8000
www.nikon-image.com


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大矢晃弘

大矢晃弘

1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。
中央大学卒業後、俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の記者。
ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。
自分が発信する記事で、ゴルフの楽しさをより多くの方に知ってもらい、皆がゴルフを気軽に始められるようにしたい。ひいては、ゴルフ業界をもっと活性化させたい。その想いで今日も走ります!

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