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松山英樹のクラブ選びはここから始める 「プロもアマも見た目が9割」

ニュース ダンロップスポーツ 浅水敦

2020年12月中ごろ、マスターズを終えた松山英樹が一時帰国し、用具使用契約を結ぶ住友ゴム工業のオンライントークイベント「松山英樹×SRIXON LIVE SESSION」に参加、2020年を振り返った。

これまで契約外のドライバーを使用し物議を醸した松山だが、8月末のBMW選手権から遂にスリクソン『ZX7』(現在は『ZX5』)へスイッチ。その理由とは? ボールへの拘りとは? 

以下、進行役でプロキャディの杉澤伸章氏との一答一応を再現する。

8月末のBMW選手権でいきなり3位。この試合で突然ドライバーをスリクソンに変えた。なぜ今まで契約先のドライバーを使わなかったのか?

「変えるタイミングが合わなかったというか、今自分の打ちたい弾道とスイングがあって、たまたまフィットしなかっただけですね。『ZX』に変えた理由ですか? あの頃は、ティーショットの調子がめちゃくちゃ悪くて、だったら変えちゃえと。それでいきなり3位スタート(笑)。ショットは荒れてたけど、飛距離はいってましたし」

道具選びは慎重派?

「いえ、ちょこちょこ変えますね。自分が納得いけばすぐ変えます」

テストは一日中やる?

「『ZX5』、『ZX7』ドライバー、『Z-STAR』ボールのテストも気づけば夕方でした。1球打つとこれがいい、あれがいいかもの繰り返しで」

クラブで最もこだわる部分は。

「まず見た目ですね。メチャメチャ大事です。ドライバーだったら、ロフトが少し立ってるように見えたら今の自分の動きだと球が上がりきらないと思っちゃう。すると、体が反応して浮き上がる動きになりやすく、逆にフェースが見え過ぎると被せようとしてしまう。この部分はアマチュアの人も同じだと思うんですよね」

見た目は全体の何割を占める?

「9割です!ストレートに見えて、イメージした弾道で、これくらい飛んでくれそう、っていうのをまず見た目で判断する。自分でトップラインをマジックでペイントするんですけど、構えた時のアングル、シャフトからの繋がりを見てロフトの付き方、ヘッド後方のバランスを見ます。そのあとに飛距離やコントロールできるかなんです。“見た目第一” で、そこから色々開発してもらっているモノを感じたい。入口は見た目です」

ボールへのこだわりもすごい。どのような音が好み?

「パターでインパクトした時の「パチっ」ていう硬い音が好きですね。2 月発売の新しい『Z-STAR』も色々テストしましたが、音からすべて始まっています。単純に高い、低いという音源ではなくて、そのなかにも音程がある。特にパターで3メートル打った時の音を大事にしています」

アマチュアはどのようなクラブを選べばいい?

「見た目第一で選択した方がいいですね。飛ぶドライバーを使いたい、というのが前提にあると思いますが、しっくりこないのに使っていてもいいスイングはできないし、飛ばないと思います。見た目がよかったら多少飛距離が落ちても、気持ちよく振り始めたら飛ぶと思う」

五感が潜在能力を引き出す―。松山の道具の拘りは、YouTube動画の見過ぎで迷宮入りしたゴルファーへの金言といえそうだ。


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ライター紹介 ライター一覧

浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開拓営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)を経て1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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