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  • ルール限界を狙う! 攻めの『マジェスティロイヤル』

    大矢晃弘
    1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。 中央大学卒業後、俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の記者。 ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。 自分が発信する記...
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    マジェスティゴルフは3月26日、「攻めのマジェスティ」というキャッチコピーをつけた新生『マジェスティロイヤル』を発売する。 ラインアップはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンの男女用クラブだ。

    攻めのマジェスティ

    マジェスティロイヤル2021 ドライバーの特徴が、「ルール限界を狙う、攻めの反発フェイス」。 フェース裏面を波型デザインに加工した3次元局面構造「3Dウェイブフェイス」とすることで、インパクトの瞬間、反発エネルギーを最大限ボールに伝えることが可能になったという。 CNC加工の精度を極限まで高め、ギリギリの板厚加工を実現したことで反発係数のルール上限まで近づけることにも成功したとのこと。 マジェスティロイヤル2021 また、高強度TPカーボンが生む、低重心設計という点も見逃せない。ヘッドのクラウン部は一般的なカーボンの1.5倍の強度を持ち、20%軽量化された高強度TPカーボンを使用。 通常のドライバーに比べ低重心にすることで高打ち出し・低スピンの強弾道を実現したという。 つかまって上がる11.5度から、叩けて強い弾道の9.5度まで、重心距離・重心深度・フェース角を変えたロフト別設計が、スイングにマッチした弾道を生み出すとか。

    こだわりのシャフト「TOUR-S」

    さらに、今回のモデルはシャフトにもこだわった。 叩いて飛ばす「マジェスティLV540TOUR(TOUR-S)」としなりで飛ばす「マジェスティLV540」の2機種を用意したのだ。 マジェスティロイヤル2021 「TOURS」にはボロンファイバーと超高弾性78tCFRPを複合することで高い復元力で正確な挙動を実現、タイミングよく振れるように仕上げいてる。 ターゲットゴルファーは、しっかりと振り抜きたいパワーヒッター系でクラブにほど良い操作性を求めるタイプ。ヘッドスピードは40m/s以上。 マジェスティロイヤル2021 一方、「マジェスティLV540」のターゲットゴルファーは、しなりを効かせて振り抜いていきたいスインガー系でシャフトにオートマチックに仕事をさせたいタイプ。ヘッドスピードは35~40m/s。 GEW取材班も実際に両タイプのシャフトを打ってみたが、メーカーの説明通り、「TOUR-S」はしっかり感があり、叩いていける。 一方、「LV540」は叩くというよりもスイングリズムを意識して打つとその振り心地の良さが実感できるものだった。 なお、ドライバーの価格は各1本12万円+税に設定している。

    『マジェスティロイヤル』ドライバー試打動画

    GEW片山三将によるドライバーの試打インプレッション動画。

    アイアンも反発力で楽に飛ばす

    マジェスティロイヤル2021 アイアンは、キャリーで攻める、新・飛び系。バックフェースのパワートラスト構造と強度1.4倍のマレージング鋼によって堅牢なボディと薄肉のフェースを実現したもの。 フェースの反発力が上がり、初速を向上したことでキャリーが伸びる一方、比重1.7倍の高比重タングステンをトウ・ヒールに分割して配置したことでボールが拾いやすくなった。キャリーでピンを狙えるアイアンという位置づけだ。 そして、試打してみると、抜けがよくボールがスパーンと弾ける。ヘッドの完成度の高さはあるのだろうが、シャフトの振り抜けの良さを強く感じた。 なお、アイアンの価格はカーボンシャフト装着の5本セット(7番~10番、PW)で17万5000円+税、単品が3万5000円+税、スチールシャフト装着の5本セット(同上)が16万5000円+税、単品が3万3000円+税。
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