2020年の新規ゴルファーに聞く始めた理由。98%以上がWithコロナ時代もプレーしたい

2020年の新規ゴルファーに聞く始めた理由。98%以上がWithコロナ時代もプレーしたい
ゴルフダイジェスト・オンライン(以下GDO)は、2020年4月以降(コロナ禍)にゴルフを始めた、または再開した新規GDO会員を対象にアンケートを実施した。 調査対象は2020年4月1日~10月11日に、GDO会員登録を行なった新規会員、期間は2020年10月21日~10月25日で調査はインターネットによる回答。調査人数は1095人となった。 ◆今年4月以降にゴルフを始めた、または再開したきっかけとして、新型コロナウイルス流行は関係しますか? その結果は「コロナ流行は関係ない」と回答した人が47.5%で最も多かったが、それを除く半数以上は何らかの形で、ゴルフを始めた(再開した)きっかけとして新型コロナウイルスの影響があったと回答する結果となった。影響を示唆する回答のうち最も 多かったのは、「屋外スポーツなので感染リスクが低いと思った」で29.8%。 「他のレジャー・アクティビティができなくなった」ことを影響として挙げる回答者も11.0%いた。 ◆今後もゴルフを続けていきたいと思いますか? 2020年にゴルフを始めた新規顧客のみを対象に、プレーの継続意向を尋ねたところ、93.4%が「続けたいと思う」と回答した。これに、「どちらかといえば続けたいと思う」と回答した4.9%を合せると、実に98.3%の高い割合でゴルフの継続意向を示す結果となった。 コロナ禍にゴルフを始めてからポジティブに感じたこととしては、「もっと上達したいと思った」が86.4%で最も多く、続いて「ナイスショットをしたときの満足感や爽快さを感じた」が74.5%、「ストレス解消・心のリフレッシュになった」が41.8%という結果となった。(※複数回答) 反面、継続についての不安や障害については、「ラウンドにお金がかかる」(76.4%)、「ラウンドまでの準備にお金がかかる」(62.7%)などの金銭面や、「思うように上達しない」(31.8%)ことなどを挙げる回答が目立った。(※複数回答) 多くのゴルフ場が感染拡大の施策を適切にとったこともあって、比較的安全なレジャーとしてゴルフを始める人は増加。ゴルフの価値が世間から見直される一方で、ゴルフを続けるための障害要因に従来から指摘され続けている課題が並び続けている現状も浮き彫りになる調査となった。ニーズの高まりを受けたWithコロナ時代のゴルフ業界には、より一層の価値観刷新が求められるのかもしれない。