1. ニュース

シミュレーションゴルフ最前線 ゴルフランド「JoyGolf Smart+」

ニュース 桑木野 洋二
シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

山手線の大崎駅隣接のビル1階にフリーマガジンの「バリューゴルフ」が経営するインドア練習場「バリューゴルフ大崎」がある。

会員制のレッスンがメインだが、ビジターで練習目的も可能らしく訪問した平日の昼間でもゴルファーで賑わっていた。その人気の施設にゴルフシミュレーター機器メーカー「ゴルフランド」の「JoyGolf Smart+」が大量に設置されたと聞いて、体感取材に訪問した。

筆者はマルマン時代に広告担当として「バリューゴルフ」本誌と付き合いがあり、先方担当者と開業前のこの施設を見学にきたことがある。横一列にずらっと打席が多数並び、まさに練習場の雰囲気だったことを記憶していた。

シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

大型スーパーの横を抜けると右側に受付カウンター、左前方にはUSA直輸入ゴルフショップで有名な「JYPER’S」の店舗があった。店内に入ると正面に打席。奥の部屋に案内され、向かいながら右側に連続する打席数を数えた。

なんと横一列に10打席。

壮観である。左側のショップの先に1打席あるから計11打席もあった。大崎駅隣接のこの立地に11打席は贅沢な施設だ。

すでに2打席には以前から某社のシミュレーターが設置されていたので、今回残りの9打席すべてに「ゴルフランド」の機材を投入したというわけだ。設備を充実させ、会員の満足度を向上させるためと思われるが、コロナ禍のこの時期に決断できる運営サイドの考え方が、人気を維持し続けられている理由であると思う。

簡単な操作でデータ計測

シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

採用していたのは「ゴルフランド」の主力商品「JoyGolf Smart+」。

全国各地のアミューズメント施設やインドア練習場、スクールなどで多く採用されている機種だ。打席まわりに機材が何もないのが最大の特徴である。

一般的なシミュレーションゴルフでは、打球計測のためにボールを置く位置が指定されている。また計測ミスを避けるためにボールへマーキングをつけて向きを揃えなくてはならない機種もある。

それが両方とも必要ないのだ。まさに新世代シミュレーター。実績のある日本のメーカーらしく、ゴルファー目線でよく考えられた気の利くシミュレーターである。

実際に打ってみる。プラクティスモードを選択し、7番アイアンで体をほぐす。

画面の番手選択を押し、7番アイアンを選択するとデータ計測が始まった。撮影用にドライバーを打つ前の軽いウォーミングアップのつもりだったが、さまざまな数値とクラブヘッドの挙動、そしてスイング画像が打つたびにスクリーンに照射されるのでついつい力が入ってしまう。簡単なボタン操作で十分すぎるデータ計測ができるのは、ゴルファーとして嬉しいだろうなあと思った。

それ以上に、ボールをマットの上の特定の位置にセットせずに、何気なく置いて打っているのに正確なデータ計測ができていた。これだ。これがJoyGolf Smart+の最も優れている点だと筆者は思っている。

シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

天井に設置したハイスピードカメラが貢献している。

ボールの置き方に気を使うインドア特有の煩わしさがない。ストレスフリーでプレーができる。さらにスイング中のクラブヘッドの動きも天井のハイスピードカメラからの鮮明な映像が教えてくれる。シミュレーションゴルフでラウンドしながらもスイングとクラブの動きのチェックにも活躍するのだ。インドアスクールのレッスンで重宝するのも納得できる最新の機能だ。

セルフチェックに最適

5球打って少し体がほぐれてきたのでドライバーに替える。

画面の番手選択でドライバーを選択。ティーの高さまで指定できるので45mmへセット。ひとまず飛距離よりもフェイスの真ん中に当てて、まともなデータが表示できるように慎重に打ち始めた。

データ計測ができると思うと良い数字を出そうとついつい力が入ってしまうのだ。珍しく3球続けて左右に大きく散ることなく飛んで行った。

先にアイアンで体感したのでデータの見方はわかっている。さらに優れた機能があると言うので試してみた。

スイング画面に簡単に線が引けるのだ。マルマン時代に専門フィッターがやっていたあれだ。アドレス時のボールの位置と首の付け根を線で結ぶ。もう1本は腰あたり。

シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

スイング軌道の収まりをチェックする。理論によっていろいろな線の使い方があるのだろうが、スクールで教える時に使うだけでなく、セルフチェックにも役立つ機能だと思った。実際に、男性会員やビジターはレッスン目的での来場ではなく、「JoyGolf Smart+」を自身のスイングチェックで活用していることが多いという話に納得した。

もちろん、ひたすら練習というわけでなく、実際のラウンドのようにシミュレーションゴルフを楽しむこともできる。

ラウンドできるのは国内外の108コース。とにかく「JoyGolf Smart+」が映し出すコースの風景は美しい。周りの木の1本1本までリアルに再現されているから、暖かいインドアにいながら国内外の有名なコースを堪能できるのだ。

経験豊かな日本メーカー

国内6拠点ある「ゴルフランド」のショールームでは実際に体感することができる。

業界歴15年のシミュレーションゴルフの先駆者であり、日本メーカーならではのきめ細かい対応のサポート体制は、導入を考える際に機材の評価だけではなく大切にしたい点である。

スタッフは営業だけでなく設置にも携わっており、メンテナンスに至るまで一人でこなせるという。安心のアフターフォロー体制である。

実際にバリューゴルフ大崎で今回9台もの設置を決めた理由の一つが、この経験豊かな日本メーカーによるバックアップ体制にあるという。毎日フル稼働している機材だから何かしらイレギュラーなことが起こった時にすぐ対応してくれる体制は、ユーザー側は本当に心強いことだろう。

さらに中古の機材や初期投資を抑えたレンタル制度も用意されている。最新の機材を手に入れる手段の一つだから、顧客満足の向上のために費用面で諦めることなく相談してみるといいと思う。ハード、ソフトともに充実した日本のゴルフシミュレーター機器メーカー「ゴルフランド」の機材をぜひ一度体感して欲しい。


GEW VIRTUAL GOLF FAIR 2021

\ SNSでシェアしよう! /

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるギア情報の注目記事を受け取ろう

シミュレーションゴルフ最前線「JoyGolf Smart+ プロ」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるギア情報の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

桑木野 洋二

桑木野 洋二

中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋「KUWANT」を設立。愛称は育メン・マーケッター「くわっきー」。

この人が書いた記事  記事一覧

  • シミュレーションゴルフ最前線 ゴルフランド「JoyGolf Smart+」

  • シミュレーションゴルフ最前線「ゴルフスイングベター プリズム プロ」

  • イーグルビジョン Watch5|シェアNo.1ブランドの5代目はどう進化したのか?

  • DITECTゴルフ測定器の技術を生む「秘密基地」に潜入

関連記事

  • ピン契約の永野竜太郎が、「全英オープン」出場権を獲得!

  • ゴルフ場で地元小学校の卒業イベント

  • PRGR新シリーズ「LS」と「PRGR IRONS 05」を永井延宏プロが徹底検証

  • アーティザンアイアン、まもなく発売か!? マイク・テーラー突撃インタビュー

  • 松山英樹優勝記念「NEW スリクソン Z-STAR XV」ボール 数量限定発売

  • 全米OPはDAZNでライブ中継が決定