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  • 【東京都港区】南青山ベース 「上級者にはUTも削る 継承は技術だけではない」

    吉村真
    1974年生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国、台湾、米...
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    4月に開業したインドアレッスン施設「南青山ベース」(東京都港 区)。そこで新たにクラフトマンとしてのキャリアをスタートするのが 36 歳の野原一利氏。大学卒業後、国内外でレッスンに携わる傍ら、インドア付属の工房でクラフトを学ぶ。そこで出会ったのがゴルフメンテナンスアーバン千代田の吉良一矩氏だった。出会ってから13 年。いまでは通常の作業に加え、ウッド型UTのソール研磨も手掛けるという。

    クラブはいじることができる それを伝えるためにクラフトマンになる

    新たにクラフトマンとしてのキャリアをスタートするのが、インドア施設「南青山ベース」の野原一利氏。レッスンに携わり、その中でゴルフメンテナンスアーバン千代田の吉良一矩氏と出会う。そこで自分のクラブを調整する術を身に着けるが、その技術をゴルファーに還元したいとクラフトマンとしてのキャリアをスタートするという。 「自分のクラブもそうですが、ゴルフが上手くいかない人は、スイングを改善することが先に来 ます。ただ、クラブが合っていないことに気づいていない、クラブ自体を調整できることを知らないゴルファーは多いんです。この部分を知ってもらうことで、ゴルフをもっと楽しんでもらいたいと思っています」 とはいえ、職人気質が強く、地味な作業が多いと思われる工房のクラフトマンだが、 「これで食べていこうと思っています。ここは会員制インドアで、僕はレッスンはしませんが、運営業務をこなしながら会員さんのクラブを調整してあげたい。ゴルフクラブはいじれる道具ということをもっと広げたいですね」 レッスンを受ける生徒の優先順位はスイングだろう。しかし、クラブが合っていなければ、それも意味をなさない。レッスン歴10年の野原氏は、その点をクラフトマンとして伝えていきたいという。

    上級者がやさしさを求めればUTだってソールを削る

    野原氏はゴルフメンテナンスアーバン千代田の吉良氏から技術を学んだが、独自に行う作業がUTのソール研磨だ。 「UTはボールがつかまって高弾道でグリーンが狙えるクラブです。ただ、上級者にはつかまり過ぎて引っかかる傾向が強い。当たり前ですが、上級者には使いづらいクラブになります。それを引っかからないようにヒール側のソールを研磨して、アドレス時にフェースがターゲットに真っ直ぐ向くようにソールの座りを改善します」 研磨するには、吉良氏から教わったスタンプ台にソールをつけて、ヒール側の高い部分を確認。ソールの座り具合を確認しながらグラインダーで削ることで、インパクト時のソールのヌケも改善できるという。 「削る厚さは1㍉にも満たないと思います。重量もほとんどバランス等に影響しない。塗装を少し多めに研磨して取るイメージです」 アマチュアがやさしさを求めてUTを使うが、そのボールがつかまるというやさしさが、上級者にはデメリットとなる。それを改善するのがUTの研磨。 工房の世界でほとんど聞かない作業だが、既成概念にとらわれない若いクラフトマンのアイデアが上級者のゴルフを改善しているといえる。

    継承者としてのクラフトマン 最大の学びは「安全」

    野原氏が学んだのは技術だけではない。技術は吉良氏の横で見様見真似で覚えたというが、吉良氏が何度も野原氏に伝えたのが、ヘッドとシャフトを接着した際の不備についてだ。 「クラブを組み立てる作業で、吉良氏がいないときに作業をさせてもらえなかったのがヘッドとシャフトの接着です。接着が甘ければヘッドが抜けて大事故になりかねません。当たり前のことですが『安全性』については、一番言われたことですね」 ヘッドとシャフト、そしてグリップを組み立てる工房には製造者責任が付きまとう。いわゆるPL法だが、「製造物」の「欠陥」が原因で、他人の生命、身体、財産に損害が生じた場合、製造業者等に損害賠償責任を負わせる法律だ。しかし、多くの工房がそれに関わる保険に加入しておらず、その存在すら知らない工房も多い。 「4月にオープンする『南青山ベ ース』では、PL保険に加入する予定です。それはクラブを組み立てたり調整する工房業務を行立てたり調整する工房業務を行う業種としては当然ですし、事故が起きないように最善はつくしますが、転ばぬ先の杖です」 シャフトを抜いた際、ホーゼル内の徹底したクリーニングはもちろん、ホーゼル内径とシャ フト先端径の差が大きければスペーサーを使うこともある。接着剤の品質も向上しており、ヘッドのヌケは格段に減少している。ただ、 「安心して使うことができる道具であるということが、ゴルファーには最も重要なことです」 継承は技術だけはない。ゴルファーに対する想いも継承し、新たなアイデアで作業の幅を広げる。新たなクラフトマンの誕生が、業界が抱える問題解決のひとつとなる。 ■企業情報 〒107-0062 東京都港区南青1-10-3 橋本ビル 2F
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