藤本技工『FG-101CB FORGED』~ゴルファーが大満足の軟鉄鍛造アイアン 打感、形状、弾道のバランスは秀逸~
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吉村真
1974年生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国、台湾、米...
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姫路といえば、鍛造アイアンだろう。その中で、ファミリーカンパニーとして知る人ぞ知る鍛造メーカーが藤本技工だ。
今回、藤本技工の鍛造アイアン『FG-101CB FORGED』を永井延宏プロが検証した。
製品の特徴は以下だ。
■アスリートゴルファーが好むフォルムに打感と易しさを追求
■素材には上質な打感を感じられる"軟鉄鍛造S15CK"を採用
■フルキャビティ構造ではあまり見かけないストレートネックタイプ
■少し多めのバンス角だが、ソールを的確に研磨で落とすことで、跳ねることを抑制
やはり、打感の良さは秀逸ですね。インパクト時のボー ルがくっついている感触は、時間にしてイメージより2コ マほど長いですね。ラインを出す、ボールを操作する性能 のイメージが高いレベルでフィードバックされました。
ただ、それ以上に強く感じたのは、キャビティバックの 形状で、バックフェース下部が厚く、ネックも短いので低・ 深重心の形状で、ヘッドが動いてくれます。ボールの上が りやすさ、打ち込んでもヌケるインパクトを可能にしてい ます。ソールもバウンスが強く機能して、且つ、エッジか らの面取りもバランスが良く、ヌケが良いインパクト。パ ーンという心地よいショットに結び付きましたね。
打感と形状から来る機能が上手にマッチしていて、深く 入るシャフトと合わせると心地よいショットが実現します。
ネックはストレートネックですが、構えた感じも難しい 顔ではありません。弾道的にも、高さが際立っており、イ ンパクト効率1.38で、軟鉄鍛造アイアンでは高い。それで いて#7(32度)で160ヤードを超えるキャリー。ゴルファ ーが大満足の軟鉄鍛造アイアンといえるでしょう。
![永井延宏プロ](https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg)
永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞
『FG-101CB FORGED』の製品特徴
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『FG-101CB FORGED』を動画で解説
永井延宏プロの一押しポイント
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