プレー人口激減期(18-23問題)とゴルフ場(1)
北徹朗
<現職>武蔵野美術大学身体運動文化教授・同大学院博士後期課程兼担教授、サイバー大学IT総合学部客員教授、中央大学保健体育研究所客員研究員、東京大学教養学部非常勤講師
<学歴>博士(医学)、経営管理修士(専...
もっと考えられるべき「ゴルフ場での遊び方」
月刊ゴルフ用品界2020年8月号への寄稿『コロナ禍と大学授業−ゴルフ授業再開へ向けてのガイドライン−』に対して大きな反響を頂いた。タイトルに掲げたコロナガイドラインよりも、併せて論じた『ゴルフの本質論』への反響が大きかった。つまり、これまでの「市場活性化策」や「プレー人口増加策」は本質的ではない、という指摘であった。
過去約20年に渡り「ゴルフで社会性を身につけよう」とか「ゴルフをすれば認知症に効く」等々、本質論から外れた内容が掲げられることが多かったが、一時的には賑やかされても「市場活性化(プレー人口増加)」という目標には遠く及ばず減少が止まることはなかった。
当時の論考では、【手段としてのゴルフ論】や【何かの目的の下請け的発想のゴルフ論】ではなく、ゴルフそのものが「楽しい」、「またやりたい」と思えるような環境整備(画一的なプレースタイルの改善)をまず考えるべきであることを提案した。
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ライター紹介
北徹朗
<現職>武蔵野美術大学身体運動文化教授・同大学院博士後期課程兼担教授、サイバー大学IT総合学部客員教授、中央大学保健体育研究所客員研究員、東京大学教養学部非常勤講師
<学歴>博士(医学)、経営管理修士(専門職)、最終学歴:国立大学法人東京農工大学大学院工学府博士後期課程
<主な社会活動>ゴルフ市場活性化委員会委員(有識者)、公益社団法人全国大学体育連合常務理事、一般社団法人日本運動・スポーツ科学学会常任理事、日本ゴルフ学会副理事長・事務局長、日本ゴルフ学会関東支部事務局長、一般社団法人大学ゴルフ授業研究会代表理事