個人クラファンで資金ゲットパター練習具供給の原資に

個人クラファンで資金ゲットパター練習具供給の原資に
個人でクラウドファンディングを募りテスト販売してゴルフ用品を発売する人が続々と現れている。清水洋二氏もそのひとりで、会社経営の傍らコツコツと開発に勤しんでいる。 今回テスト販売から拡販へ模索するのが、『パットの女神2号機』。 CS放送のゴルフネットワーク「第3回アッツい人選手権」で紹介され、満点を獲得した製品だとか。これがクラウドファンディング1ヶ月余りで42人、39万円以上の支援金を集めている。 「ゴルフの教本等で、パット練習時に効き目で真上からボールを覗きパットし、打った後も顔を動かさないという説明があります。でも、どこがボールの真上かよくわからない(笑)。 ある時、トイレットペーパの芯を覗いていたらひらめいたのです! 筒を鉛直方向にぶらぶらさせると真下が自動的にセットされるので、下にボールを置いて上からのぞき込めば、簡単にボールの真上に目をセットできます。ボールを打った後も筒を見続ければ顔は動きません。特許取得後、ある会社の社長が二つ返事で製作を引き受けてくれました」 そういって相好を崩す清水洋二氏。その余勢を駆ってリアル流通にも乗り込む構えも見せている。 「この発明は、筒を覗いてパット練習を繰り返すことで誰でも簡単にパットのツボを習得できる練習具です。この特許に基づく『パットの女神』を量産するため、材料の選定や製作図面の作成、機能の確認等に必要な開発費を応援して頂ける方を募集しています」 年間販売目標は初号機モデルを合わせると300台を計画中。 「成功すれば、他のゴルフ用品にも挑戦していきたいですね」 と鼻息が荒い。クラファンから一気呵成にリアル市場になだれ込む。ひとつのひな型になりそうだ。 ■Makuake https://www.makuake.com/project/golf/