契約選手のキャップ後頭部に「DUNLOP」ロゴを露出
ダンロップの住友ゴム工業は先ごろ、今年3月の国内ゴルフツアー開幕を皮切りにゴルフ事業におけるグローバルでの「ダンロップ」ブランド価値向上の取り組みを加速することを発表。グローバルのゴルフトーナメントで、同社契約選手が着用するキャップの後頭部ロゴを「SRIXON」から「DUNLOP」に順次変更する。
また、同社のスポーツ事業海外関係会社名についてもDUNLOPを冠したものに変更していく構えだ。
同社は2017年にスポーツ分野におけるグローバルでのダンロップの商標権を取得。
以後、テニスの四大大会「全豪オープン」へダンロップテニスボールを公式球として提供するなど、主にラケットスポーツ事業で「ダンロップ」ブランドの価値向上に取り組んできた。一方、ゴルフにおいては、従来からの日本、台湾、韓国での事業ブランドとしての活用にとどまっていた。
それを今後は、日本、台湾、韓国以外の国や地域においても「ダンロップ」ブランドをゴルフの事業ブランドとして段階的に活用し、スポーツ分野での「ダンロップ」ブランドの露出をさらに高めていく。それによってスポーツ事業のみならず、タイヤや産業品を含めた同社全体における「ダンロップ」ブランドの価値向上を目指していくという。