また新たなヒロインが生まれた。JLPGAツアーのメジャー競技である日本女子プロ選手権で優勝した川崎春花。10月下旬のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースで早々とルーキー1年目にして2勝目を挙げた。新たなヒロインを生むJLPGAのツアー選手の層の厚さに多くのファンが魅了された。
そのJLPGAの放映権を今年3月に取得したのが、スポーツチャンネルのDAZN。38試合中、36試合(予選ラウンドを含む)を放映し、それに続き米国ゴルフ協会(USGA)が主催する6大会のライブ放映権を取得。そしてJLPGAツアーも残すところJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップだけとなる。
今回、DAZNで興奮を味わったのは、モデルでCMやドラマ、ゴルフイベントなどで活躍する宇水遥佳さん。ゴルフ歴は5年と浅いのだが、ゴルフにドはまり。さらに根っからの野球好き。それだけではなく、2021年ミセスSGDsジャパンのグランプリを受賞。『女性の活躍』や『社会貢献活動』などを支援する活動を行っている。宇水遥佳さんにとってのスポーツ観戦の意義とは?
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女子プロの強い精神力は撮影本番の参考に
女子会からゴルフ練習場へ直行!?
宇水さんはもともと、アパレル中心のモデル。5年ほど前、女子会の最中に盛り上がり、ゴルフ練習場に直行したのが、ゴルフを始めたきっかけだとか。最近ではゴルフ好きが高じて、ゴルフアパレルのアンバサダーやゴルフ番組に出演するなど、モデル業以外にも活躍の場を広げている。一方で、
「2年前に日光アレルギーという過敏症を患い、それをきっかけに環境問題などを始めSDGsに関心を持ち、昨年、ミスユニバースJAPANの姉妹コンテストの『ミセスSGDsジャパン』のコンテストに出場してグランプリを受賞しました」
モデルやMC、ゴルフ番組などの傍ら、SDGs関連の活動もしている。その宇水さんが、注目したのがルーキー1年目にしてすでに2勝を挙げた川崎春花だという。
プロ1年生で有りえない強心臓
最近ゴルフの仕事が増え、トーナメントを観ることも多くなった。特に興奮したのが、NOBUTA GROUP マスターズGC レディースで、今季2勝目を挙げた川崎春花プロ。
「19歳という若さでベテランと堂々と渡り合いながら優勝しました。技術もあると思いますが、その安定した精神力は感心しましたし、感動しましたね」
そのトッププロの精神力は、宇水さん自身の仕事にとって非常に参考になるという。
ゴルフ番組ではナイスショットが求められる!?
ゴルフ番組などにも出演する宇水さんは、その撮影現場でナイスショットを打たなければというプレッシャーがあるという。
「そのような時は、自ら自分にプレッシャーをかけてしまいますね。その中でメンタルをフラットに保つことが必要で、そんな時に女子プロのミスショット後のリカバリーやブレないメンタル作りはとても参考になります」
単なるゴルフ好きではなく、ゴルフは仕事の一部。女子プロの試合を見て、仕事の現場でのブレないメンタル作りに励んているという。
ドキュメンタリーでさらに野球ファンに
野球は最後まで分からないドラマ
ゴルフにどハマりしている宇水さんだが、根っからのプロ野球ファンでもある。
「コロナ以前は毎週、プロ野球の観戦に行っていました」
宇水さんにとって、プロ野球観戦の魅力とは?
「野球の試合は最後の最後まで勝敗が分からない。ドラマチックで最後にサヨナラ逆転ホームランで勝つこともありますし、それがハラハラドキドキしますし、それが野球を見ていてワクワクする点ですね」―――。
実は宇水さん、プロ野球に関してDAZNで視聴しているのは試合だけではない。
選手の素顔が分かるドキュメンタリー
DAZNでは、野球の試合だけではなく、選手にフォーカスしたドキュメンタリーも配信している。
「試合自体のドラマ性だけではなく、選手の素顔がわかるドキュメンタリーが好きですね。選手が第一線で活躍できるようになるまでの努力や苦悩が表現されていて、さらにプロ野球のファンになります」
ドキュメンタリーでは選手の苦悩や努力が赤裸々に語られているという。
「そのような番組があるのもDAZNならではだと思います」――。
スポーツ観戦は心が動く
そして宇水さんにとって、スポーツ観戦は心が動く重要なイベントだという。
「コロナ禍で外出することも少なくなり、オープンな場で喜怒哀楽を出せるシーンも少なくなったと思いますし、心が震える瞬間が少なくなりました。その中でスポーツ観戦を通して、喜んだり悲しんだり、悔しがったりと、心を震えさせること、そして喜怒哀楽などを家族や友人などと分かち合えるということに、大きな価値があると思いますね」――。
スマホやタブレットでの視聴で誰でも見れる時代に
日光アレルギーがスポーツ観戦を変えた
プロ野球の大ファンである宇水さん。週に1回はスタジアムに通っていた。しかし、
「2年前に日光アレルギーという過敏症を患い、それからスタジアムに行くことが難しくなったんです」
紫外線を浴びれば、肌がボロボロになる過敏症。それがスポーツ観戦の形を変えたという。
「大好きなスポーツ観戦に行く機会も減ってしまったんですが、でも、スポーツを観たいですし、臨場感も味わいたい。そこで助けられているのがDAZNです。やっぱり生で見る臨場感は何物にも代えがたいですね」
実はこの話、世界中の人々のスポーツ観戦の形を変えることに通じている。
世の中のテレビ離れ
宇水さんが指摘するのが、世の中のテレビ離れ。一人暮らしの若者の中には、自宅にテレビを所有しない人々が多いということ。
「実は自宅にテレビはありますが、全然見ませんね。それこそ、何かを見るときはスマホやプロジェクターでスポーツや映画を見ることが日常になっています」
プロジェクターはコンパクトで、持ち運びができるサイズ。友人宅でプロジェクターを活用して映画を観たり、スポーツ観戦をするという。
どこでも誰でもスポーツ観戦できるということが、ミセスSDGsジャパンの活動に通じるところがあるという。
スポーツ観戦は夢を与え、教育にも通じる
それはゴルフのトーナメントだけの話ではない。あらゆるスポーツを観ることが、スマホやタブレットの普及率が上がった昨今、どこでもだれでも見ることができる。
「SGDsの活動とスポーツは親和性が高いと思うんですよね。テレビが無い家庭の子供でもスマホは持ってますよね。そのスマホでDAZNを観ることができて、スポーツに触れることができる。それによって感動したり心が潤ったりすると思うんです」
宇水さんは、そのDAZNの存在が、スポーツを始めるきっかけ作りやプロスポーツ選手を目指す想いに繋がるという。そして、スポーツの存在によって貧富の差をなくすことや、質の高い教育に通じると力説する。
スポーツがSGDsに繋がる。DAZNの存在意義は計り知れないのかもしれない。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2022/11/1-1.jpg" name="宇水遥佳" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]東京都出身、モデルやCM、ゴルフ番組など、広い分野で活躍。ゴルフ歴5年だが、ゴルフアパレルブランドのアンバサダーなども務める。プロ野球ファンでもありながら、2021年ミセスSDGsジャパンのグランプリを受賞し、SDGs関連の活動に従事。ベストスコア87(赤)。[/surfing_voice]