ツアーサポートの舞台裏「双子初のシード獲得!! 飛ばし屋のセッティングとは」

ツアーサポートの舞台裏「双子初のシード獲得!! 飛ばし屋のセッティングとは」
今年最後の報告は2022年シーズンで大ブレイクした岩井ツインズの使用クラブについてです。昨年2021年度のプロテストに合格し、ファイナルQTでは思った成績も出せずに2022年シーズンは前半戦で10数試合での参戦予定でしたが、ルーキーシーズンにもかかわらず、上位での活躍によりリランキングで夏以降の試合出場も可能となりました。   妹の岩井千怜プロは8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで初優勝、翌週のCATLadies2022でも2週連続優勝という快挙を成し遂げました。 一方姉の岩井明愛プロは、ロレックスランキングによるシード獲得のために奮闘し富士通レディースで惜しくも一打差で優勝は逃したものの、ロレックスランキング42位まで押し上げシード獲得に大きく前進しました。 2023年度に岩井ツインズがそろってシードを獲得することになればJLPGA始まって以来の快挙となります。(2022年12月20日追記:二人そろってシード権獲得) 今回は終盤に差し掛かったタイミングでの二人のクラブセッテイングを紹介しようと思います。 岩井明愛(姉)はヘッドスピードも速く、9月中旬の住友生命Vitalityレディス東海クラシックのドラコン大会でも優勝した穴井詩選手に次いで2位に入りました。特別なドラコン用クラブではなく通常使っているクラブでです!! 岩井千怜(妹)もかなりヘッドスピードも速く飛ばし屋の部類に入りますが、さすがに姉の明愛プロと比較すると10ヤードほど飛距離は変わるようです。 二人とも飛距離重視のアイアンヘッドを使い、アイアン型のUTをバッグに入れるあたりは、やはりヘッドスピードの速い飛ばし屋プロを証明しています。 岩井 明愛プロ クラブ 名称 ロフト角 ライ角 シャフト シャフト 硬さ 長さ バランス 1W 03EZONE GT 450 9° 02レクシスカイザ M 5S 45.75 D0 3W 03EZONE GT 15° 02レクシスカイザ M 6S 43 D0 5W 03EZONE GT 18° 02レクシスカイザ M 6S 42.25 D0 5I EZONE FSアイアン 21° 60.5 02レクシスカイザ i 8S 39 D1 6I EZONE FSアイアン 23° 61 02レクシスカイザ i 8S 38.5 D1 6I EZONE CB511 28° 61.5 NS950NEO S 37.75 D1 7I EZONE CB511 32° 62 NS950NEO S 37.25 D1 8I EZONE CB511 36° 62.5 NS950NEO S 36.75 D1 9I EZONE CB511 41° 63 NS950NEO S 36.25 D1 PW EZONE CB511 46° 63.5 NS950NEO S 35.75 D1 ウェッジ EZONE W 501 ノーメッキ 50° 63.5 NS950 S 35.25 D2 ウェッジ EZONE W 501 ノーメッキ 54° 63.5 NS950 S 35.25 D2 ウェッジ EZONE W 501 ノーメッキ 58° 63.5 NS950 S 35 D2 岩井 千怜プロ クラブ 名称 ロフト角 ライ角 シャフト シャフト 硬さ 長さ バランス 1W 03EZONE GT 425 9° 02レクシスカイザ M 5S 45.75 D1.5 3W EZONE FS 15° レクシスカイザ M 5S 43 D2 3UT EZONE FS 19° レクシスカイザ M 5S 40.5 D2 6I EZONE FSアイアン 23° 60.5 02レクシスカイザ i 8S 38.5 D1 5I EZONE CB511 25° 60.5 02レクシスカイザ i 8S 38.25 D1 6I EZONE CB511 28° 61 02レクシスカイザ i 8S 37.75 D1 7I EZONE CB511 32° 61.5 02レクシスカイザ i 8S 37.25 D1 8I EZONE CB511 36° 62 02レクシスカイザ i 8S 36.75 D1 9I EZONE CB511 41° 62.5 02レクシスカイザ i 8S 36.25 D1 PW EZONE CB511 46° 63 02レクシスカイザ i 8S 35.75 D1 ウェッジ EZONE W 501 50° 63.5 NS950 S 35.25 D2 ウェッジ EZONE W 501 54° 63.5 NS950 S 35.25 D2 ウェッジ EZONE W 501 58° 63.5 NS950 S 35 D2
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら