キャロウェイゴルフは2月、『ELYTE』アイアンシリーズ3モデルを発売した。
今作はそれぞれターゲットゴルファーをより明確に設定したというが、一体どのような特徴があるのか気になるところ。そこで、プロからアマチュアまで数多くのゴルファーを指導する5UNDERS GOLFの山田直知氏が試打し性能を検証する。
さらに同社プロダクト担当の湯川直樹シニアマネージャーにその特徴を徹底解説してもらった。
湯川 今回のアイアンは、ノーマルタイプの『エリート』、少しドローバイアスで大き目の『エリート X』、そして軽量タイプの『エリート MAX FAST』の3モデルをラインアップしています。
山田 今作はフェースがさらに進化したと聞きましたが、どのような特徴なのでしょうか?
湯川 今回のフェースは「Ai 10x FACE」と呼んでおり、『エリート』シリーズ全てで採用しています。特徴としては、AIに当社が求める弾道をインプットした上で出来上がったフェースで、ミスヒットした時に弾道を補正する「コントロールポイント」という場所の数が、従来のモデルよりさらに増えています。
山田 それは楽しみですね。あと私が見て気づいたのは、ソール形状が以前打たせていただいた『X FORGED』アイアンに似ているように思ったのですが。
湯川 まさにその通りで、今作のソールは『X FORGED』と同じ、リーディングエッジとトレーリングエッジの面取りを行った「トライレベル・ソールデザイン」を採用しています。
山田 やはりそうですか。『X FORGED』を前回打った時に、非常に抜けが良くて驚いたのですが、今作もそれと同じで、ヘッドスピードも落ちずに打てるということですね。
湯川 はい。ラフからでも抜けの良さを体感できると思います。
山田 では早速、打たせていただきたいと思います。
続きは以下の動画を観てもらいたい!
【動画】『エリート』アイアン3モデルを試打&徹底解説
山田 今回『エリート』アイアン3モデルを試打させてもらいましたが、練習不足の方や、なかなか上達せずに悩んでいる方にはとても助けになるアイアンだと思います。打っていてとても楽しかったです。