バシレウスはこのほど、新ブランド「XTM Shaft(エックスティーエムシャフト)」を発表。第一弾となる『シンギュラリティ』を5月中旬、300本限定で投入する。
「XTM」は、「XTREME」を3文字にコード化したアイコンで、同社の山田剛史氏が、
「新ブランドは、これまでの常識にとらわれない、全く新しい観点の設計による究極のシャフトです。エクストリームスポーツに代表される究極を目指すスポーツ分野にゴルフが採用されるとどうなるか? XTREAM自体がもつ、「極端な」「極度の」「過激な」「急進的な」等の誰もが成し得なかった「思想」、そこから生まれる「発想」そして「設計」をコンセプトにした新ブランドです」
と、前置きして次のように続ける。
「また、フィッティングをよりシンプルに分かりやすくするため、新たに「X-ABILITY(エックスアビリティ)」という指標を提唱していきます。長年培ってきたフィッティングデータを体系的に整理し、そのシャフトがどのような動きをして飛ぶシャフトなのか、ゴルファーへ簡潔に訴求できる仕組みです」
と強調する。
従来の常識にとらわれないデザイン演出も特筆される。若年層の獲得を主眼に「高級感」、「強さ」といったブランドカラーなどにとらわれず、新時代のデザインミームを積極的に採用している。
「ストリートやモダンアートにおいて世界的な潮流とはなり始めているサイバーネティックスや、ストリートグラフティのイメージを取り入れ、新しいデザインに挑戦しました。技術的にも生成AIを一部導入し、デザイン要素として活用しています。年齢層という概念を取り払いブランドコンセプトであるエクストリームなシャフトとは何かを追求しました」

その“特異性”の意を併せ持つ『シンギュラリティ』には、「銀合金を使用した鮮やかなコーティング」「生成AIの活用」「高発色新塗料の採用」などを採用。ダブルキックシャフトで、飛距離を追い求めるゴルファーが対象となる。40R(47・5g)、50R(55g)、50S(55g)、60S(63・5g)の4タイプを用意。価格は各1本8万8000円。
バシレウス TEL03‐5577‐5809
https://www.xtmshaft.com/