豊富なラインアップできっと見つかる BenQシミュレーションゴルフ用プロジェクターの選び方

豊富なラインアップできっと見つかる  BenQシミュレーションゴルフ用プロジェクターの選び方
シミュレーションゴルフの本場アメリカで50億円の売り上げを突破するなど、シミュレーションゴルフ用プロジェクターのリーディングカンパニー的な存在が、BenQ(以下、ベンキュー)だ。しかし、いざプロジェクターを用意しようと思っても、どのモデルを選べばいいのかわからないという企業や個人も少なくないだろう。 そこでここでは、同社の豊富なラインアップからどのモデルを選べばいいのか、オススメモデルとその特徴を紹介していく。

美麗な映像を可能にしたDLP技術

日本でもコロナ禍以降、インドアゴルフ施設の需要が高まり、これから参入しようと考えている企業や個人も少なくないだろう。 しかし、いざ施設を準備しようとしたときに悩まされるのが、どんなプロジェクターを導入すればいいのかということ。 そこで今回ご紹介したいのが、ベンキューのシミュレーションゴルフ用プロジェクターだ。 ベンキューはもともとシネマ・ゲーミングプロジェクターやモニターを得意とする台湾の会社で、約3年前からシミュレーションゴルフ用のプロジェクターの事業に参入。その高い技術力が評価され、アメリカで累計販売台数1万台以上、50億円を突破する売り上げを記録するなど、その事業は大きく成長中だ。 [caption id="attachment_88161" align="aligncenter" width="788"] BenQシミュレーター[/caption] そんな同社のプロジェクターには大きく4つの特徴がある。 1つは、DLP(Digital Light Processing)技術。2015年にアカデミー賞を獲得し、世界のデジタル映画館の90%、デジタルIMAXシアターではなんと100%で使用されている投影技術がDLPだ。同社はDLPのトップブランドで、その技術をシミュレーションゴルフ用プロジェクターにも応用することで、シミュレーターが描く美麗なゴルフ場の風景や弾道を精緻な映像美で映し出すことを可能にした。 2つ目は、長寿命のレーザー光源技術。約20000時間の長寿命で、最近増えてきた24時間営業のインドア施設にも対応可能だ。ランプの交換が不要になるなど、メンテナンスフリーを可能にすることで、ランニングコストの削減にもつながる。 3つ目は、短焦点設計。特に日本に多い狭小な環境でも、最低限の天井高と奥行きさえ確保できれば、それほど物件を選ばずに設置が可能だ。モデルにもよるが、もっとも短焦点のモデルを選べば、スクリーンからの奥行きが2.5mほどあれば設置できる。 4つ目はベンキューの独自機能「自動ぴったり補正」(一部のモデルに採用)。プロジェクターの性質上、投影画像は台形などいびつな四角形になるのが普通だが、オートセンサーによりスクリーン形状を自動で検出し、適切な解像度を維持した状態で投写画面のアスペクト比を補正することが可能となっている。 このように、優れた技術を背景にシミュレーションゴルフ用プロジェクターのシェアを拡大してきたベンキューだが、その豊富なラインアップからどのモデルを選んだらいいのかわからないという人も少なくないだろう。 そこで次ページ以降で、各モデルの特徴やオススメのターゲットユーザーを解説していこう。

失敗しないプロジェクター設置のコツ

[caption id="attachment_88170" align="aligncenter" width="788"] プロジェクターはスクリーンの正面に設置しよう[/caption] 「部屋の隅にプロジェクターを設置したい」という声をよく聞くが、それはおすすめしません」と言うのは、ベンキュージャパンゴルフプロジェクター担当部長の范さん。「スクリーンに対して真正面から5度以内ならスクリーンのゲインにより投影された光の明るさは100%を維持できますが、スクリーンによっては、30度を超えてしまうと70〜80%に低下してしまうことがあります。せっかく5000ルーメンの明るさを持つプロジェクターを導入しても、見た目の明るさは3500〜4000ルーメンと暗くなってしまうのです。 プロジェクターをスクリーンの正面に設置すると、シミュレーター本体から遠くなって、HDMIケーブルの取り回しが長くなってしまい、データの劣化やケーブル発熱の問題なども生じますが、それは高品位なケーブルを使用することで補えますし、結果的にコストの削減にもつながります」。 また、「(スクリーンに対してプロジェクターを斜めに設置すると)画像はもちろん補正されますが、やはり大きな補正が入る分、画質が劣化してしまいます」とのこと。プロジェクターを設置する際はスクリーンの正面を基本とすることを覚えておこう。

モデル別概要

AK700ST [caption id="attachment_88164" align="aligncenter" width="788"] AK700S[/caption] スクリーンからの奥行き:3.5〜4.7m前後 明るさ(ANSI):4000ルーメン 解像度:4K UHD(3840×2160) 投写距離:3.7〜4.4mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動ぴったり補正:あり 価格:税込 約45万円 LU935ST [caption id="attachment_88165" align="aligncenter" width="788"] LU935ST[/caption] スクリーンからの奥行き:3.6〜4.6m前後 明るさ:5500ルーメン 解像度:WUXGA(1920×1200) 投写距離:3.9〜4.3mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動補正:なし 価格:税込 約60万円 LK936ST [caption id="attachment_88166" align="aligncenter" width="788"] LU935ST[/caption] スクリーンからの奥行き:4〜5m前後 明るさ:5100ルーメン 解像度:4K UHD(3840×2160) 投写距離:4.3〜4.7mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動補正:なし 価格:税込 約70万円 AH500ST [caption id="attachment_88167" align="aligncenter" width="788"] AH500ST[/caption] スクリーンからの奥行き:2.5〜3.5m前後 明るさ:4000ルーメン 解像度:フルHD(1920×1080) 投写距離:2.7〜3.5mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動補正:なし 価格:税込 約36万円 AH700ST [caption id="attachment_88168" align="aligncenter" width="788"] AH500ST[/caption] スクリーンからの奥行き:3.5〜4.7m前後 明るさ:4000ルーメン 解像度:フルHD(1920×1080) 投写距離:3.7〜4.4mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動補正:あり 価格:税込 約35万円 LW650 [caption id="attachment_88169" align="aligncenter" width="788"] LW650[/caption] スクリーンからの奥行き:5.5〜8m前後 明るさ:4000ルーメン 解像度:WXGA(1280×800) 投写距離:5.8〜7.5mで画面サイズ 幅4m×高さ3m 自動補正:なし 価格:税込 約20万円 ※注釈: 投写距離はアスペクト比4:3の場合を想定しています。実際の設置には誤差がある場合があります。 16:10、16:9の設定も可能です。 ななめ投写や打ち下ろし・打ち上げの場合、距離に誤差が生じます。 詳細は施工前にベンキューの担当営業までお問い合わせください。 問い合わせ sales-B2B@BenQ.com ベンキュージャパン テクニカルサポートセンター 0570-015-533 https://www.benq.com/ja-jp/index.html