ピンのゴールドパターは大変名誉です!
今回はピンゴルフジャパンがツアーの優勝者に贈呈するゴールドパターの話題です。
ピンでは創業当時より、ピンのパターを使用して優勝したプロに記念品として、使用したパターと同モデルのゴールドパターを贈呈しています。

今回はピンゴルフジャパンの浦山マネージャーとパター担当の岩田氏に話を伺いました。
「世界的にはレギュラーツアーでの優勝者を対象として行っていましたが、ピンゴルフジャパンでは2004年度からJGTO、LPGAのレギュラーだけでなくチャレンジツアー、ステップツアー、シニアレギュラーツアーも対象として実施しています。この制度発足後、LPGAでは昨年までに40勝を挙げていますが、その半数が契約する鈴木愛選手によるものです」
実際に今回2023年の山陽レディスカップの優勝により贈与された酒井美紀プロは、
「大変名誉なことでガラスのケースを探して部屋に飾りたい。今後の励みにもなります」
またピンゴルフジャパンの契約プロである、前田陽子プロは、
「ありがたいことに2勝させていただき2本を所持しており部屋に飾ってあります」
セキ・ユウティン選手は2022年のゴルフ5レディースで優勝し、
「大変名誉のある記念品で、これからどんなケースを作るか考えます」
ピンゴルフジャパンの岩田氏は、
「ピンは選手との家族的な付き合いを希望し選手とのコミュニケーションを模索する素晴らしいメーカーで、仕事に励みと誇りを感じています」
と話してくれました。
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パターヘッドのソール調整[/caption]
実は、世界的には男子の4大メジャー、女子の5大メジャーでの優勝者には、なんと純金のパターが贈呈されるとのこと。浦山氏によれば日本人がピンパターでメジャーを勝ったのは2名で、1977年に樋口久子がピンパターで全米女子プロゴルフ選手権を制覇し、その46年後に渋野日向子が全英女子オープンを優勝しています。
契約選手だけでなく、ピンのパターを使って優勝すれば同様のゴールドパターを贈呈するホスピタリティ溢れる対応は、プレーヤーのハートをがっちりとつかんでいると思われます。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年7月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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