シャフト中間部のしなりで「高初速」「高弾道」! 『VANQUISH VV』(三菱ケミカル)を記者が試打してみた
三菱ケミカルは7月11日、軽量モデル『VANQUISH』の追加モデルである『VANQUISH VV(ヴィヴィ)』を発売した。それに先駆けて、メディア・関係者向けの発表試打会を開催。GEW記者も試打させてもらった。
今作の「VV」は「VANQUISH VELOCITY」の略。「VELOCITY」とは「速度」のことで、「初速」を狙ったシャフトだという。一体どのような弾道になるのだろうか? 三菱ケミカルの秋田恭資氏に説明してもらいながら試打したので是非動画で観てもらいたい。
『VANQUISH VV』は『VANQUISH』同様、30g台のR3から50g台のTXまで計17スペックをラインアップしている。記者のHSは平均38~39m/sと遅い方だが、50SRを試してみて非常に振りやすい印象を持った。
軽量モデルではあるが、頼りなさは一切ないため、スイングにスピードを出したいゴルファーにも向いているだろう。『VANQUISH』はシャフトの先端寄りがしなる感覚があったが、今作はシャフト中間部がしなり、前作に比べてトップからダウンにかけて粘りつつ、インパクトでシャフトが走ってくる感覚だ。それによって初速アップと飛距離に繋げていることが分かる。
打ち出しも確保してくれるので、球が上がらなかったり、キャリーが出ないゴルファーにも合うだろう。